ダビドサナエの♀。
アカトンボと同じ位の大きさでした。
モイワサナエかも? って、一瞬、トキめいたのだが。
胸の横の二本の黒線のうち、前の方が、かろうじて翅の付け根に達しているので、ダビドサナエでしょう。
腹の各節に環紋があるように見えるのは、羽化して間もないからかも。
やたらフラフラ飛んでたし、逃げ隠ればかりしてたしね。
追いかけまわしてゴメンよ~。
①胸正面の背隆線上に黄~黄白色部はない
②ハ字状紋と襟条はつながらない
③ハ字状紋の上に点状紋がある
④胸側面の二本の黒色条は、二本とも翅の付け根に達する
⑤大アゴ側面と前脚基節に、幅広い黄色紋がある
分類:トンボ目 異翅亜目サナエトンボ科サナエトンボ亜科ダビドサナエ属
全長:♂43~51mm、♀40~47mm
分布:本州、四国、九州
平地~山地・流水
成虫の見られる時期:4~8月(2年1化)
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・昆虫
幼虫・・・小型の水生生物
その他:春に源流部から中流域までで見られる小型のサナエトンボ。
特に山のすぐ近くを好むらしい。
日本固有種。
胸正面の背隆線上に黄~黄白色部はない。
ハ字状紋と襟条はつながらない。
ハ字状紋の上に点状紋がある。
胸側面の二本の黒色条は、二本とも翅の付け根に達する。
二本のうち、前の一本が途切れて翅の付け根に達しない個体(ヒトスジ型)もある。
(モイワサナエでは途切れる。)
翅胸側面の黒条から外れたところに気門がある。
(そうでなければクロサナエ。)
大アゴ側面と前脚基節に、幅広い黄色紋がある。
(クロサナエにはない。)
腹部には黄色の斑紋があり、♂では小さく、♀では発達して細長い。
♂は腹部第10節の両脇が突出する。
縄張りは静止型で、植物や石の上などに止まって形成する。
交尾は静止型。
産卵は単独飛翔型で、ホバリングしながら、水際に近いコケや背丈の低い草の上に卵をばらまく。
卵は縦のストライプ模様がある。
卵期間は2週間~1ヶ月程度。
ヤゴは主に岸に近い砂に潜って生活する。
(泥底や、植物性沈積物に紛れ込んだり、深みにも居たりする。)
環境省が定める水質指標では、「少し汚れた水」に生息するとされる。
終齢幼虫の体長は約17~20mm、頭幅5~6mm。
黒~褐色で脚に淡黄色の斑紋がある。
小型で少し扁平、体つきはガッシリしている。
頭部は若干逆台形で、複眼は大きめ。
触角は棒状。
クロサナエ♂のヤゴとは、肛上片の形態により識別する。
(クロサナエ♂のヤゴでは、肛上片の突起は大きく、横にも張り出す。)
羽化は直立型。
中流域で羽化し、成熟するにつれて上流へ移動する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
虫ナビ
yagopedia
トンボフィールド観察記
神戸のトンボ
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
みき♂の虫撮り友人帖
身近な川の水生昆虫を調べてみよう!
TAKAO 599 MUSEUM
昆虫エクスプローラ
アカトンボと同じ位の大きさでした。
モイワサナエかも? って、一瞬、トキめいたのだが。
胸の横の二本の黒線のうち、前の方が、かろうじて翅の付け根に達しているので、ダビドサナエでしょう。
腹の各節に環紋があるように見えるのは、羽化して間もないからかも。
やたらフラフラ飛んでたし、逃げ隠ればかりしてたしね。
追いかけまわしてゴメンよ~。
①胸正面の背隆線上に黄~黄白色部はない
②ハ字状紋と襟条はつながらない
③ハ字状紋の上に点状紋がある
④胸側面の二本の黒色条は、二本とも翅の付け根に達する
⑤大アゴ側面と前脚基節に、幅広い黄色紋がある
分類:トンボ目 異翅亜目サナエトンボ科サナエトンボ亜科ダビドサナエ属
全長:♂43~51mm、♀40~47mm
分布:本州、四国、九州
平地~山地・流水
成虫の見られる時期:4~8月(2年1化)
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・昆虫
幼虫・・・小型の水生生物
その他:春に源流部から中流域までで見られる小型のサナエトンボ。
特に山のすぐ近くを好むらしい。
日本固有種。
胸正面の背隆線上に黄~黄白色部はない。
ハ字状紋と襟条はつながらない。
ハ字状紋の上に点状紋がある。
胸側面の二本の黒色条は、二本とも翅の付け根に達する。
二本のうち、前の一本が途切れて翅の付け根に達しない個体(ヒトスジ型)もある。
(モイワサナエでは途切れる。)
翅胸側面の黒条から外れたところに気門がある。
(そうでなければクロサナエ。)
大アゴ側面と前脚基節に、幅広い黄色紋がある。
(クロサナエにはない。)
腹部には黄色の斑紋があり、♂では小さく、♀では発達して細長い。
♂は腹部第10節の両脇が突出する。
縄張りは静止型で、植物や石の上などに止まって形成する。
交尾は静止型。
産卵は単独飛翔型で、ホバリングしながら、水際に近いコケや背丈の低い草の上に卵をばらまく。
卵は縦のストライプ模様がある。
卵期間は2週間~1ヶ月程度。
ヤゴは主に岸に近い砂に潜って生活する。
(泥底や、植物性沈積物に紛れ込んだり、深みにも居たりする。)
環境省が定める水質指標では、「少し汚れた水」に生息するとされる。
終齢幼虫の体長は約17~20mm、頭幅5~6mm。
黒~褐色で脚に淡黄色の斑紋がある。
小型で少し扁平、体つきはガッシリしている。
頭部は若干逆台形で、複眼は大きめ。
触角は棒状。
クロサナエ♂のヤゴとは、肛上片の形態により識別する。
(クロサナエ♂のヤゴでは、肛上片の突起は大きく、横にも張り出す。)
羽化は直立型。
中流域で羽化し、成熟するにつれて上流へ移動する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
虫ナビ
yagopedia
トンボフィールド観察記
神戸のトンボ
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
みき♂の虫撮り友人帖
身近な川の水生昆虫を調べてみよう!
TAKAO 599 MUSEUM
昆虫エクスプローラ
サナエトンボの仲間は、多くが田植の頃から出始めるんですが。
今年は何でも早いですね。