KONASUKEの部屋

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虫が苦手な人は見ないでね「スジモンヒトリ幼虫」

2015年05月13日 | チョウ目
スジモンヒトリの幼虫。
いかにも「ザ・毛虫」って感じ。
子どもの頃、僕らの間では「ケムンパス」って呼んでた。
何でだか、理由は忘れた。
何か、似たような名前の商品があったんだと思う。
※赤塚不二夫の漫画のキャラクターでした(笑)
脅かすと、丸まって身を守る。
5月1日撮影。

分類:チョウ目ヒトリガ科ヒトリガ亜科
翅を広げた長さ:35~50mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~6月、7~9月(年2化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・口吻が退化しており、不食
   幼虫・・・クワ、ヤマグワ、ケヤキ、エノキ、サクラ、ダイズ、インゲンなど
その他:白色~クリーム色~薄紅色で、小黒点列からなる「へ」の字状の帯模様がある。
    黒斑は比較的顕著な個体変異がある。
    前翅基部から前縁に黒条が発達する。
    (セスジヒトリ、カクモンヒトリでは上記黒条を欠き、胸背に黒条がある。)
    カクモンヒトリと比較して前翅が少々長く、止まった時に先端が張り出して見え、地色に透明感がない。
    腹部背面は鮮やかな紅色。
    春型はほぼ雌雄同型、夏型は異形。
    ♂の触角は櫛歯状、♀は歯牙状。
    夏型♂は後翅の赤味が強い。
    北方のものほど淡色。
    一般に夏型は小型。
    伊豆諸島産、奄美大島産、沖縄島・西表島産は別亜種。
    ごく普通で、個体数も多い。
    樹林と林縁、公園、寺社林、人家の庭などで見られる。
    夜行性で、灯火に飛来することも多い。
    幼虫は5~11月頃見られる。
    若齢幼虫は緑色の体で、黒っぽい長毛がまばらに生える。
    中齢幼虫は黄色っぽく、前方と後方に黒紋があることもあるようだ。
    終齢幼虫は、オレンジ色~褐色~黒褐色の剛毛を密生する良く見られる毛虫で、無毒。
    脱皮当初はフサフサの長毛が生えているが、一晩で抜け落ちるらしい。
    「クマケムシ」「ババケムシ」「ジジケムシ」などと呼ばれる。
    終齢幼虫の体長は約40mm。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)

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