何と言っても「獅子の時代」!
会津藩士・平沼銑次(ひらぬませんじ・役:菅原文太)と薩摩藩士・苅谷嘉顕(かりやよしあき・役:加藤剛)という架空の人物を主人公に、幕末から明治(~秩父事件頃)の青春群像ってとこでしょうか。
架空の人物が主人公ってのが珍しいですが、だからこそ、歴史上の人物を必要以上に持ち上げることなく、悪いところも割と遠慮なく描いているのが好ましい。
父が、「伊藤博文って、悪い人だったのか?」と言っていたのが印象に残ってます。
銑次にしても嘉顕にしても、短期的な歴史を見れば勝者ではない。
でも、その生き方の美しさはどうだろう?
この世界を変えようとする志向が、現代よりずっと強い時代だったのかも。
「勝ち組/負け組」的な物事の短期的な結果しか見ない人達には、百年かかっても理解できないだろうけどね。
脚本は山田太一。
やっぱり青春群像を描かせたら、天下一品だねぇ。
宇崎竜童の音楽もいい。
挿入歌の「OUR HISTORY AGAIN-時の彼方に-」が特にいい。
久しぶりに、DVD観ようかな。
会津藩士・平沼銑次(ひらぬませんじ・役:菅原文太)と薩摩藩士・苅谷嘉顕(かりやよしあき・役:加藤剛)という架空の人物を主人公に、幕末から明治(~秩父事件頃)の青春群像ってとこでしょうか。
架空の人物が主人公ってのが珍しいですが、だからこそ、歴史上の人物を必要以上に持ち上げることなく、悪いところも割と遠慮なく描いているのが好ましい。
父が、「伊藤博文って、悪い人だったのか?」と言っていたのが印象に残ってます。
銑次にしても嘉顕にしても、短期的な歴史を見れば勝者ではない。
でも、その生き方の美しさはどうだろう?
この世界を変えようとする志向が、現代よりずっと強い時代だったのかも。
「勝ち組/負け組」的な物事の短期的な結果しか見ない人達には、百年かかっても理解できないだろうけどね。
脚本は山田太一。
やっぱり青春群像を描かせたら、天下一品だねぇ。
宇崎竜童の音楽もいい。
挿入歌の「OUR HISTORY AGAIN-時の彼方に-」が特にいい。
久しぶりに、DVD観ようかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます