KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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ミノウスバ幼虫20210411

2021年04月14日 | チョウ目
ミノウスバの幼虫。
マユミの葉かな?
集団で過ごします。

葉っぱを二枚貼っ付けた

中にいることも。

喰い尽くしてしまったようです。

こっちは分散しつつあるのかな?

皮は脱ぎっぱなし(笑)

薄い黄色の体に、細い黒い縦筋が何本も走る。

分類:チョウ目マダラガ科マダラガ亜科
翅を広げた長さ:31~33mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~丘陵
成虫の見られる時期:10~11月(年1化)
          卵で冬越し
エサ:成虫・・・口吻が退化している
   幼虫・・・マサキ、ニシキギ、マユミ、ツルマサキ、ツルウメモドキ、コマユミ、ヒサカキなど
その他:翅は半透明で暗灰色、前翅の基部は淡黄色。
    体色は黒色で、橙黄色の毛が生えている。
    腹端の黒い長毛が目立つ。
    触角は、♂が両櫛歯状、♀は糸状。
    樹林と林縁、寺社境内、公園、人家の庭などで見られる。
    分布はやや局地的な傾向があり、一般的に個体数は少ない。
    午後~日没前にかけて、活発に飛翔する。
    食樹の周辺から離れることはあまりない。
    身体を反らせ、腹端を頭側に持ち上げて、威嚇姿勢をとる。
    ♀は食樹の葉裏などに卵塊を産付し、尾の毛束を貼り付ける。
    幼虫は3~5月に見られる。
    孵化した幼虫は、集団で新芽を摂食する。
    無毒とする説と、触るとかぶれることがあるとする説がある。
    (マダラガ科には、不快な味と匂いがする有毒な粘液を出す種があるので、同様の習性がある可能性はある。)
    薄い黄色の体色に、黒い縦線が何本も走る。
    白色の細い毛が生える。
    マサキの葉を食べると黄色くなり、マユミの葉を食べると白っぽくなる?
    庭の垣根や樹木に大発生することがある。
    老熟すると単独行動する。
    終齢幼虫の体長は約20mm。
    5~6月頃までに葉の上、石の下面などに繭を作って蛹化し、秋まで休眠する。
    ミノウスバトガリヒメバチ、ムラタヒゲナガハリバエ、(キイロタマゴバチ?)に寄生される。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   芋活.com
   昆虫エクスプローラ
   花木の病害虫の発生生態と防除
   森林総合研究所
   風に乗って♪
   日本植物防疫協会
   Wikipedia

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