KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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イノデ20190711

2019年07月28日 | 植物
イノデ。
シダ植物の1種。

この植物を食草とするイカリモンガは、チョウとガの特徴の例外として、よく取り上げられます。

一般的に、チョウとガの識別ポイントとして、よく挙げられるのが・・・
①チョウは綺麗(あるいは明るい、カラフル、派手)で、蛾は汚い(あるいは地味)
 ※あくまでも一般の人の感覚です
②蝶は昼間活動し、蛾は夜活動する。
 (実際には、日没頃に活発に活動する蝶や、昼間活動する多くの蛾がいる)
③触角の先が棍棒状に太くなるのが蝶、糸状や櫛歯状になるのが蛾
 (例外あり)
④翅を背中で合わせて閉じて止まれるのが蝶、それ以外の屋根型などの止まり方をするのが蛾
 (例外あり)
・・・こんなとこですかね?

イカリモンガは、
①美麗種で、
②昼間活動し、
③触角が棍棒状で、
④翅を背中で合わせ閉じて止まるので、
上の分け方だとチョウになってしまうのですが、立派な蛾です(笑)

まぁ、そもそも、チョウとガを厳密に分けようとすること自体、生物学的には全くナンセンスな話です。
蛾の仲間の、極々一握りを蝶と呼んで、有り難がっているだけなので。
世界広しといえども、日本人ほどチョウとガを区別することに五月蠅い民族はいないと思われ、これは日本独自の文化だとKONASUKEは考えています。

それはともかく。
ぜひ、出会ってみたい蛾だ。
シダ植物なら、佐白山周辺で何とかならないかな?

というワケで、これも資料として記録しておきます。
オシダ科。


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