KONASUKEの部屋

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マエテンアツバ20210908

2022年01月26日 | チョウ目
マエテンアツバ。
突き出た下唇鬚からみて、アツバ類と見ました。
不明瞭な白紋、首の黒い帯、後翅の黒点などを手掛かりに探しましたが、難渋しました。
個体変異が非常に激しい種だとのこと。
なるほど、納得です。

①前翅内横線:茶色
②前翅外横線:茶色、明瞭
前翅前縁付近で強く湾曲する
内側に暗色帯
③後翅外横線:点列状
④環状紋:不明瞭
⑤楔状紋:不明瞭
⑥腎状紋:不明瞭
⑦白色紋:半透明
⑧翅頂:黒紋、内側に白い縁取り
⑨濃色の帯

分類:
チョウ目ヤガ科ムラサキアツバ亜科
翅を広げた長さ:
約21mm
前翅の長さ:
10~11mm
分布:
本州、四国、九州
山地
成虫の見られる時期:
6~7、9~10月、(11~12月、2月?)
成虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・樹液?
幼虫・・・ネムノキの葉
その他:
前後翅とも茶褐色で、やや銅色の光沢がある。
茶色の内外横線があり、外横線は明瞭で前縁付近で強く湾曲する。
環状紋、楔状紋、腎状紋は不明瞭で、周りの白色により存在が分かる程度。
前翅中室内及びその周辺にある白色紋は半透明で、裏面からもこれを認め得る。
後翅中室内及び中室の外方の白色紋も同様。
個体によっては外横線に沿いその内側に暗色帯を表わす。
後翅の外横線は点列状。
翅頂に黒紋があり、内側に白い縁取りがある。
翅の地色、模様の明瞭さなどの個体変異が非常に激しい。
頭部と胸部の境目付近が濃色の帯状。
灯火にも飛来する。
終齢幼虫の体長は約13mm。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北河内昆虫記
YAMKEN明石の蛾達
北茨城周辺の生き物
フォト蔵
富山県産蛾類博物館
東京昆虫館

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