
2024年の画像から。
コオニヤンマの♂。
6年前は一枚撮った所で逃げられたので、リベンジです。

「ヤンマ」と付きますが、サナエトンボの仲間。
両方の複眼が完全に離れるのが、サナエトンボ科の特徴。
コオニヤンマは、日本のサナエトンボ科の中で最大種です。

サナエトンボ科の♂は、後翅の付け根、肛角が内側にえぐれます。
♀はえぐれず、弧を描きます。

体の割に、頭が小さいのが特徴。
小顔なのです(笑)

①胸正面の背隆線上に黄色~黄白色部がある。
②襟条
③ハ字状紋
①と②はつながらない
②と③は通常つながらず、つながっても太くならない

分類:
トンボ目トンボ亜目ヤンマ上科サナエトンボ科コオニヤンマ亜科
体長:
♂81~93mm
♀75~90mm
腹長:
♂53~69mm
♀52~66mm
後翅長:
♂46~54mm
♀48~62mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地/流水
成虫の見られる時期:
5~10月(茨城県7月中旬~8月)
2~4年で1世代
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・飛翔昆虫など
幼虫・・・若齢・ミジンコ類、中齢~水棲の昆虫の幼虫、オタマジャクシ、小魚など
その他:
「ヤンマ」と付くが、大型のサナエトンボの仲間で、日本最大種。
胸部・腹部に黄色の斑紋があり、脚が他種に比べて長い。
頭部は体の割に小さく、複眼はよく離れて横についている。
胸正面の背隆線上に黄色~黄白色部があり、襟条とはつながらない。
襟条とハ字状紋はつながらないか、つながってもアオサナエのように太くならない。
未成熟の個体では複眼が汚れた緑色だが、成熟すると鮮やかな緑色になる。
開けた明るい環境を好み、川の上流域~中流域に棲む。
昼行性。
静止時はぶら下がらず、翅を開いて平らに止まる。
♀は空中をホバリングしながら卵塊を排出し、単独で打水産卵する。
卵は10日~3週間程度で孵化する。
幼虫は主に丘陵地や低山地の樹林に囲まれた河川や小川に生息する。
川底に堆積した枯葉に紛れ込んで生活する。
体をゆっくりと上下させながら歩いて移動する。
水質はやや濁った陸水。
体長31~35mm、頭幅8~9mm。
体は赤褐色または黒褐色で、著しく扁平で幅広。
腹部は扁平で最大幅は26~27mm程もあり、第7~10節の背面正中線は稜をなす。
触角第3節は団扇状。
後脚は長大で、腿節の端は第7腹節に及ぶ。
下唇はすこぶる短く、中片の前縁はわずかに弧状に張り出し、剛毛を列生する。
側片は幅広く、その先端は丸く、内縁には臼歯状の小歯があるが、あまりはっきりしない。
腹部第2~8節に側刺があり、第3~6節には背刺を有する。
羽化は直立型。
5~6月頃に羽化後、丘陵や山などへ移動し、産卵のため再び川に戻る。
成虫は盛夏に川岸の小枝や石の上などに静止していることが多い。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅱトンボ編(保育社)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
おおさか環農水研
yagopedia
兵庫県立人と自然の博物館
コオニヤンマの♂。
6年前は一枚撮った所で逃げられたので、リベンジです。

「ヤンマ」と付きますが、サナエトンボの仲間。
両方の複眼が完全に離れるのが、サナエトンボ科の特徴。
コオニヤンマは、日本のサナエトンボ科の中で最大種です。

サナエトンボ科の♂は、後翅の付け根、肛角が内側にえぐれます。
♀はえぐれず、弧を描きます。

体の割に、頭が小さいのが特徴。
小顔なのです(笑)

①胸正面の背隆線上に黄色~黄白色部がある。
②襟条
③ハ字状紋
①と②はつながらない
②と③は通常つながらず、つながっても太くならない

分類:
トンボ目トンボ亜目ヤンマ上科サナエトンボ科コオニヤンマ亜科
体長:
♂81~93mm
♀75~90mm
腹長:
♂53~69mm
♀52~66mm
後翅長:
♂46~54mm
♀48~62mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地/流水
成虫の見られる時期:
5~10月(茨城県7月中旬~8月)
2~4年で1世代
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・飛翔昆虫など
幼虫・・・若齢・ミジンコ類、中齢~水棲の昆虫の幼虫、オタマジャクシ、小魚など
その他:
「ヤンマ」と付くが、大型のサナエトンボの仲間で、日本最大種。
胸部・腹部に黄色の斑紋があり、脚が他種に比べて長い。
頭部は体の割に小さく、複眼はよく離れて横についている。
胸正面の背隆線上に黄色~黄白色部があり、襟条とはつながらない。
襟条とハ字状紋はつながらないか、つながってもアオサナエのように太くならない。
未成熟の個体では複眼が汚れた緑色だが、成熟すると鮮やかな緑色になる。
開けた明るい環境を好み、川の上流域~中流域に棲む。
昼行性。
静止時はぶら下がらず、翅を開いて平らに止まる。
♀は空中をホバリングしながら卵塊を排出し、単独で打水産卵する。
卵は10日~3週間程度で孵化する。
幼虫は主に丘陵地や低山地の樹林に囲まれた河川や小川に生息する。
川底に堆積した枯葉に紛れ込んで生活する。
体をゆっくりと上下させながら歩いて移動する。
水質はやや濁った陸水。
体長31~35mm、頭幅8~9mm。
体は赤褐色または黒褐色で、著しく扁平で幅広。
腹部は扁平で最大幅は26~27mm程もあり、第7~10節の背面正中線は稜をなす。
触角第3節は団扇状。
後脚は長大で、腿節の端は第7腹節に及ぶ。
下唇はすこぶる短く、中片の前縁はわずかに弧状に張り出し、剛毛を列生する。
側片は幅広く、その先端は丸く、内縁には臼歯状の小歯があるが、あまりはっきりしない。
腹部第2~8節に側刺があり、第3~6節には背刺を有する。
羽化は直立型。
5~6月頃に羽化後、丘陵や山などへ移動し、産卵のため再び川に戻る。
成虫は盛夏に川岸の小枝や石の上などに静止していることが多い。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅱトンボ編(保育社)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
おおさか環農水研
yagopedia
兵庫県立人と自然の博物館
コオニヤンマは素早いですが、比較的止まってくれるので、優秀なモデルさんです。
♂は小川なんかに縄張りを作るので、そういう場所が狙い目かも知れません。