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KONASUKEの部屋

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チョウセンツマキリアツバ20200529

2020年08月26日 | チョウ目
チョウセンツマキリアツバ。

①”アツバ”と名の付く蛾は、下唇鬚が反り返る種が多い。
②前翅は先が切れたような形。
③内横線と外横線の間には、一対の小さな黒点があるようです。
④翅の外縁には、点列があります。
⑤外横線(?)は白い縁取りがあり、前縁近くで二回急カーブを描いています。

この個体は、外横線(?)を跨いで、⑥銀色の斑紋が目立つけど、ネット上で見たところでは、このような個体は多くないようです。
又、普通は内横線は直線的で、その内側は濃色になるようですが、この個体では、どこが内横線なのか、前翅基部には、ほとんど濃色部が無いように思われます。
(あるいは撮影角度の関係で、異常に小さく見えるだけかも知れませんが。)

そう言った不安材料はあるものの、カザリツマキリアツバに見られるような、
⑦丸みのある内横線は見られない
⑧「ツマキリ」部分に褐色紋も見られない
ので、チョウセンツマキリアツバとして良いのではないかと思っています。

ネット上では画像が少なくて、あまり数の多い種ではないようですね。
情報もかなり少ないです。

分類:チョウ目ヤガ科カギアツバ亜科
翅を広げた長さ:30~33mm
分布:本州、四国、九州
   垂直分布?
成虫の見られる時期:5~6月、8~9月
          越冬形態?
エサ:成虫・・・不明
   幼虫・・・ツバキ、サカキ、ヒサカキ、ミミズバイ
その他:下唇鬚は大きく、反り返る。
    前翅は先が切れたような褄切(つまきり)形。
    内横線と外横線の間には、一対の小さな黒点がある。
    翅の外縁には、点列が並ぶ。
    外横線(?)は白い縁取りがあり、前縁近くで二回急カーブを描く。
    個体によっては、外横線(?)を跨いで、銀色の斑紋がある。
    内横線は直線的で、その内側は濃色になる。
    (類似種カザリツマキリアツバは、内横線は丸みを帯び、「ツマキリ」部分に褐色紋がある。)
    幼虫は緑色で細長く、体表面に毛がまばらに生える。
    尾脚は二股に分かれて目立つ。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   昆虫エクスプローラ
   北茨城周辺の生き物
   里山遊と里山望の灰ヶ峰の蛾類と鳥類
   広島市森林公園こんちゅう館
   北河内昆虫記
   蛾モス
   岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)

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