
マイマイガの幼虫。
頭部に「ニャッキ」のような縦長の目玉模様♡
体の前半部にあるイボは青、後半部は赤という派手な出で立ち。
各節ごとに剛毛が生えています。
別名・ブランコケムシ。
糸でぶら下がる様子から名づけられたとのこと。
アカメガシワの葉上にて、6/22撮影。

ブナ科の何か?
5/29撮影。

アシの葉上にて。
6/2撮影。

湿地の樹上にて。
6/5撮影。

ヨモギを綴った巣。
開けてみると・・・

前蛹。
6/17撮影。

分類:チョウ目ドクガ科
翅を広げた長さ:♂45~61mm、♀62~93mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:7~9月(年1化・茨城県7~8月)
卵で冬越し
エサ:成虫・・・口吻は退化している
幼虫・・・サクラ、リンゴ、ナシ、モモ、ウメ、バラ、クヌギ、クリ、カシワ、アラカシ、アベマキ、ヤナギ、ケヤキ、ハンノキ、シラカバ、イタヤカエデ、カラマツ、クワ科など、極めて広食性(100種以上)
その他:ヨーロッパ~日本までいる広域分布種。
北海道北部・東部は別亜種。
翅の模様は個体変異が大きく、特に♀で顕著。
♀は淡色。
触角は♂が房状、♀は糸状。
昼行性で、灯火に飛来することも多い。
樹林と林縁、公園、寺社境内などで見られる。
♂は地上2~3mを、不規則に円を描くように飛ぶ。
和名は、その様子をダンスに見立てて「舞舞蛾」。
♀はコーリングで♂を呼ぶため、あまり飛ばない(飛翔距離は約140m)。
♀は日没後1時間のみ飛翔するとされ、広葉樹の樹幹などに300~400程度の卵塊で産卵する(生涯に一つしか卵塊を産まない)。
産卵時、♀は卵塊に自らの軟毛を植える。
成虫の寿命は1週間~10日程度と言われる。
卵で夏~翌春まで過ごす。
幼虫は初夏に見られる。
1齢幼虫には毒がある。
若齢幼虫が糸を吐いてぶら下がるため、ブランコケムシとも呼ばれる。
風に乗って移動する。
中齢以降は、この習性は失われる。
幼虫は頭部に「ハ」の字の黒い模様があり、「ニャッキ」に似ている。
概ね10年周期で大発生し、終息までに3年程度を要するという。
1㎝以上に成長すると、殺虫剤が効きにくい。
大きくなると、樹皮の裂け目などに潜む習性があるため、樹幹に不織布を巻き付けて誘導するなどが、駆除の上で効果的。
また、木の根元付近に潜むこともあるので、周囲の雑草を取り除き、天敵による捕食を促すのも良い。
終齢幼虫の体長は約55~70mm。
極めて粗く糸を吐いて裸で、あるいは葉を糸で引き寄せて繭状にして蛹化する。
蛹は紫がかった茶色で、節ごとに剛毛が生える。
ブランコヤドリバエ、スギハラチビアメバチ、キバラヒメバチ、ナイブチヒメバチ、サクサンフシヒメバチ、コキアシヒラタヒメバチ、ヒメキアシヒラタヒメバチ、キアシヒラタヒメバチ、チャイロツヤヒラタヒメバチなどに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
長野市
茅野市
本巣市
岐阜県森林研究所
Wikipedia
頭部に「ニャッキ」のような縦長の目玉模様♡
体の前半部にあるイボは青、後半部は赤という派手な出で立ち。
各節ごとに剛毛が生えています。
別名・ブランコケムシ。
糸でぶら下がる様子から名づけられたとのこと。
アカメガシワの葉上にて、6/22撮影。

ブナ科の何か?
5/29撮影。

アシの葉上にて。
6/2撮影。

湿地の樹上にて。
6/5撮影。

ヨモギを綴った巣。
開けてみると・・・

前蛹。
6/17撮影。

分類:チョウ目ドクガ科
翅を広げた長さ:♂45~61mm、♀62~93mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:7~9月(年1化・茨城県7~8月)
卵で冬越し
エサ:成虫・・・口吻は退化している
幼虫・・・サクラ、リンゴ、ナシ、モモ、ウメ、バラ、クヌギ、クリ、カシワ、アラカシ、アベマキ、ヤナギ、ケヤキ、ハンノキ、シラカバ、イタヤカエデ、カラマツ、クワ科など、極めて広食性(100種以上)
その他:ヨーロッパ~日本までいる広域分布種。
北海道北部・東部は別亜種。
翅の模様は個体変異が大きく、特に♀で顕著。
♀は淡色。
触角は♂が房状、♀は糸状。
昼行性で、灯火に飛来することも多い。
樹林と林縁、公園、寺社境内などで見られる。
♂は地上2~3mを、不規則に円を描くように飛ぶ。
和名は、その様子をダンスに見立てて「舞舞蛾」。
♀はコーリングで♂を呼ぶため、あまり飛ばない(飛翔距離は約140m)。
♀は日没後1時間のみ飛翔するとされ、広葉樹の樹幹などに300~400程度の卵塊で産卵する(生涯に一つしか卵塊を産まない)。
産卵時、♀は卵塊に自らの軟毛を植える。
成虫の寿命は1週間~10日程度と言われる。
卵で夏~翌春まで過ごす。
幼虫は初夏に見られる。
1齢幼虫には毒がある。
若齢幼虫が糸を吐いてぶら下がるため、ブランコケムシとも呼ばれる。
風に乗って移動する。
中齢以降は、この習性は失われる。
幼虫は頭部に「ハ」の字の黒い模様があり、「ニャッキ」に似ている。
概ね10年周期で大発生し、終息までに3年程度を要するという。
1㎝以上に成長すると、殺虫剤が効きにくい。
大きくなると、樹皮の裂け目などに潜む習性があるため、樹幹に不織布を巻き付けて誘導するなどが、駆除の上で効果的。
また、木の根元付近に潜むこともあるので、周囲の雑草を取り除き、天敵による捕食を促すのも良い。
終齢幼虫の体長は約55~70mm。
極めて粗く糸を吐いて裸で、あるいは葉を糸で引き寄せて繭状にして蛹化する。
蛹は紫がかった茶色で、節ごとに剛毛が生える。
ブランコヤドリバエ、スギハラチビアメバチ、キバラヒメバチ、ナイブチヒメバチ、サクサンフシヒメバチ、コキアシヒラタヒメバチ、ヒメキアシヒラタヒメバチ、キアシヒラタヒメバチ、チャイロツヤヒラタヒメバチなどに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
長野市
茅野市
本巣市
岐阜県森林研究所
Wikipedia
イモムシ毛虫は、じっとしていてくれるので、優秀なモデルさんです(笑)