一昨日・昨日と、久しぶりの東京出張。
新宿でのお仕事(ふるさと納税セミナーの収録)だったので、京王線で終点「高尾山口」まで一直線。
2年振りの高尾山でした。
登山者数、日本一の山です。
なので、金剛山同様に「回数登山の山」としても有名で、スタンプカードもあるわけです。
金剛山のスタンプカードよりも、立派ですね。
1冊700円で、2年前に初めて高尾山に登ったときに、買いました。
そして今回、めでたく2回目のスタンプを。
ちなみに21回のスタンプで1冊がすべて埋まりまして、これを「満行」と言うらしいです。
満行すれば記念品がもらえるらしく、これはもう、満行目指すしかないですね。
もっとも、東京へ行くことなどあまりなく、行ったとしても、高尾山登山にはゆうに半日以上はかかるわけで、
スケジュール的にもなかなか難しいところ。
なんとか生きているうちに、満行達成できればと思っています。
今回も、日帰りでも可能だったところ、ムリヤリ一泊して、高尾山まで行きました。
1日目で収録の仕事を終え、新宿から府中まで移動、府中で宿泊。
都心の宿は高いですが、府中まで移動すれば、6000円台で泊まることができました。
そして2日目、早朝に出発。
高尾山口駅、数年前にリニューアルしたらしく、すごく綺麗です。
そして、5分程歩けば、高尾山の登山口。
駅近なのは、有難いですね。
金剛山も、駅近だったらいいのに・・・と、思ってしまいます。
さて、2年前に初めて登ったときは、時間もなかったこともあって、中腹までリフトで登りましたが、
今回はガッツリ、登山口から登りました。
もっとも、張り切って朝早すぎて、リフトもケーブルも動いていなかったわけですが。
高尾山には、複数のルートがあります。
今回は、一番メジャーな1号路(表参道コース)にて。
舗装路が続く、歩きやすいコースです。
たしかに、歩きやすいです。
でも、けっこうな急坂で、甘く見てはいけません。
そのあたりは事前リサーチしていたので、今回の出張には、バッチリ登山靴を履いて行きました。
幸い、収録だったので、足元は見られませんからね。
そして、動きやすいスラックスにジャケット。
仕事関係の人とは会うので、ビジネスとして最低限の軽装にて。
まぁ、ジャケットはすぐに脱ぎましたが。
明け方まで雨が降っていたようで、ほんのり霧深く、なかなか良い雰囲気でした。
登頂スタンプは、途中の薬王院にて。
そう、スタンプは山頂ではないのです。
もちろん、山頂まで登りはしますが。
標高は599.15mと、金剛山の約半分。
でも、登山口の標高が200m足らずだったと思うので、それなりに登るわけです。
実際、1時間30分くらいかかりますから、しっかり登山ですね。
晴れていれば山頂から富士山も見えるようですが、今回は残念・・・眺望ゼロでした。
平日の朝早く(9時前に山頂到達)、天気も微妙(雨も少し残っていた)だったので、山頂はひっそりしておりました。
もっとも、下山した頃には、登山口には人いっぱいでしたけど。
さて、今回、高尾山に来た大きな目的の1つが、この天狗焼。
前回、食べ損ないましたので(というかリサーチ不足で知らなかった)。
いや、ただ天狗の形をした回転焼きだろう・・・と最初は思っていたのですが、なんのなんの、
メチャクチャ美味しかったです!
名物に美味いものなしとは言いますが、これは純粋に、近所にお店ができてほしいと思うくらい。
中のアンコが、ただのアンコではなく、黒豆アンコ。
豆の形がゴロゴロ残っており、アンコというより、黒豆の甘露煮みたいな。
そして生地も、モチモチしていて、絶品でした。
これから高尾山へ行くときは、絶対に外せない逸品です。
ケーブル駅近くのお店で、10時開店ですが、すでに行列でした。
下山後は、せっかくなんで、TAKAO599ミュージアムという、最近オープンした、オシャレなスポットに
立ち寄りました。
高尾山の動物や植物など、いろいろ展示されていましたが、なんと、無料。
久々に、昆虫の標本を見ることができて、なんだか、意外と楽しかったです。
朝早かったので、ランチは、下山してから。
高尾山の名物は「とろろそば」ということで、中でも、自然薯を食べさせてくれる名店へ。
普通の山芋は何度か食べたことはありますが、自然薯は初めてかも。
とにかく、混ぜ混ぜするようです・
泡立つくらい混ぜて、完成。
うん、美味しかったです、、、が、この少ない量で1480円は、観光地&インバウンド価格ですね。
実際、やはり外国の方が多かったです。
といった感じの、2度目の高尾山でした。
登山コースは他にもいろいろありますし、カレーやまんじゅうなど、他にも食べたいものはまだまだ
あるので、何度でも楽しめそうです。
ただ、しばらく東京出張の予定はないので、3度目はいつになることやら・・・ですが、
気長に、満行成就を目指したいと思います。
これでまた、生涯の目標(楽しみ)が1つできて、大満足でした。