20周年挨拶

といってもここで改めてする訳ではありません。本日、クラブメンバーおよびＯＢも含めて挨拶文を配信しました。
今週末の板橋Cityから「20周年記念試合」（板橋、長野、仙台国際）に挑んでいくに当たり、「20周年を迎えたこと」をしっかり形として報告したかったからです。今のメンバーだけでなく、ＯＢの方々にも過去お世話になってきましたので、しっかり感謝を込めて挨拶してから記念試合を迎えたいと思いました。

さらにＯＢに関していえば、私の20周年を通じて少しでも「自分も楽しんで走っていた時期があった」ことを振り返ってもらいたい、という期待もありました。もはやランニングを再開するということはないでしょうが、せめて同じ時代を走った仲間として、（直接の原因は故障や多忙によりだったとはいえ）やはりランニングに愛着をなくして去っていってしまったことは悲しいですからね。

一方、いまのメンバーには「ランニングを末長く愛してくれる」ことを期待しています。今後、走り続けていくと記録の壁にぶち当たったりいずれは限界もくるかと思います。故障を発症してＤＮＳやＤＮＦという苦い経験をするかもしれません。
でも、そんな苦しい時期を乗り越えて長くランニングを愛せるか？　

苦しいときはぜひ、「原点」を思い出してほしいですね。「自分はなぜ、走り始めたのか？」と・・・。
まさか走り始めのきっかけが「レースで記録を出す」とか「サブスリーを目指す」などという競技志向から入った人は稀なはずで、多くの人は「ダイエット・健康のため」とか「良い汗かいてうまい酒を飲む」（笑）、またたとえレースが目標だとしてもせいぜい「フルマラソンを一度は完走してみたい」という理由だったと思います。そして実際に走ってみるとこれがとても楽しくて、緊張しながら初レースにもチャレンジしたことと思います。苦しいときはそういった「自分がランニングを楽しいと思った原点」に立ち返って、改めて「復活」していく！
これが長く走る続ける「コツ」だと思いますね。

私は末長く走るための目標として「フルマラソン完走100回」を挙げています。これ、あと20年くらい走り続けなければ達成できません（笑）
しかしフルを走り切れる体力を維持しないといけない（苦笑）
でも、タイム面ではない「新たな目標」として、これはぜひ達成できるよう、走り続けていきますよ。