おっぱいとわたし 2016.12.3右乳癌告知 HER2(3+)ホルモン陰性浸潤径1.5cmステージ1

告知時、37歳独身 卵子凍結済
時々糖質制限、栄養療法ネタあり😸

抗がん剤後遺症について

2021年12月25日 14時11分09秒 | 抗がん剤
遺伝カウンセリング外来続き。

ここからは遺伝カウンセリング関係なしの話題。

前から気になって困っていること

抗がん剤後の困りごと

味覚(ソフトクリームの味がイマイチわからない)

手の感覚(物が掴みにくい)

認知(明らかに前と比べてオカシイ)

ドクター曰く
タキサン系を使っているから末端神経に影響はでる、

神経は少しづつ回復するけど、どこでのびどまるかは人それぞれ。
脳に関しては脳幹に抗がん剤は入らないと言うけれど…
抗がん剤はパワーの強いくすりだし、脳に癌は飛ぶし。
絶対影響無いとは思えないよね。
年齢を重ねれば、確実に変わっていく部分もある

あなたはまだ若いから、どこまで伸ばしていけるか、あと10年後の加齢に備えられるか、だよね。

脳に良いとされていることは血流を増やすこと

それには運動、栄養、ストレスケア、睡眠、疲れないようにする
命を助けるために、無くした物もあるのは仕方ない
でも、悔しいよね
前できてた事が出来ないのは悔しいよね

それでも、手持ちにあるカードで生きていくしかない

あなたは、乳がん卵巣がんの遺伝子異常はなかった。
今回の癌は交通事故みたいなもの。
例え、遺伝子異常があっても日々の生活習慣に勝る予防はないと思うよ。

手持ちのカードでいきていく
ならば、そのカードをいかに最大限に活かすかをかんがえたほうがいいよね。

と、話してくれました。


私としても…やっと聞きたかった言葉を専門医から、はっきりと聞けて良かった。

みんな、ケンモホロロに
抗がん剤のせいじゃない、他のとこ、受診しろ。で、おわってた
論文もいくつもの出てるし、周りの患者さんたちこんなにも同じ意見があるのに。

わたしは、この体でどうしていくか、どう生きるか、しりたくて原因を、探してるのに
誰かのせいにするつもりはないのに。

体は先生に救って貰ったけれど元のわたしはどこに行ったのだろう…

いまはだいぶ、この自分に慣れてきたし当初より、幾分後遺症も和らぎつつある…
けれど、治療後の一番辛かったとき
包丁を、落としたり
物別れがひどかったり
マルチタスクができなくなったり
悔しかった
怖かった
認知については、精神科のテストでもひどい結果だったし。

だから、なんというか自分なりの落とし所をドクターが話してくれたことで救われる部分があった。



その日…
院内のコンビニで、昔一緒に働いていたドクターをお見かけした。わすれてるだろうな、私のこと。だって最後にあったのは私が28のときだもの。
おそるおそる…

覚えててくれた(フリかも😆)
うれしかったな石〇先生。

クリスマスのささやかな
けれど、たしかな暖かい思い出プレゼント。

遺伝カウンセリングでp53(癌抑制遺伝子)について聞く

2021年12月25日 13時36分01秒 | 遺伝カウンセリング
年内最後の大学病院。
主治医が勘違いして、遺伝カウンセリング外来を予約した…。(すでに結果は主治医から聞いていたけど、ちゃんとカウンセリング外来に行かなきゃっていわれて。行ってみたら、結果聞いたなら不要だったという)

結果的に、カウンセリング担当の先生からいろいろ聞けて良かった
結果は聞いてたとおり
乳がん卵巣がんから細胞を守る
BRCA1と2についての、遺伝子異常はなし。
✳この遺伝子が、乳がん卵巣がんから守ってくれてるらしい…しらなかった
わたしは、てっきりこの遺伝子が狂ってる事で癌になるのかと…
似て非なる見解だよね。

その他のモザイク遺伝子異常もなし。(なんの異常か不明だけど、何らかの、グレー判定があるか、なしか。)

わたしはHER2リッチなので、三年経過したことで、グッとリスクは低減している。(注:後から記録確認したよ…主治医曰く、HER2は五年は気を抜けないって、はっきりと言ってたよ😆😆)五年で卒業する病院もあるくらいだからね。(はじめてドクターから、はっきりと予後について良き言葉を聞いた😢。今までも三年経過したときに、先生わたし順調よね?ってきいたら(あなたにはまだ大丈夫と言ってあげられないと言われてた))

ほっとしたので
病理が出て以来の長年の疑問について質問してみた。

わたしの病理には✳p53(+)とある…✳癌抑制遺伝子のこと
これは、
癌抑制遺伝子に異常があるのか、それとも抑制遺伝子が働いている結果なのか
前の主治医に聞いても、その主治医の上の教授に聞いても、なぜかちゃんと答えてもらえず…機嫌悪くなるから深追いできなかった件…
新しいこの先生ならわかるかも。こたえてくれるかも。

なにしろ四年前の結果…もはや検査内容がわからない…
早速病理に電話して聞いてくれた!(なぜ、はじめの先生たちは聞いてくれないのか)

これは、がん細胞を採取してしらべたもの
昔はこれが活発だと悪性だと判断できるかも?と思ってたけど乳がんについては無意味なのが確定したので最近は調べない。
胃がん大腸がんでは、これが活発=悪性だと、判別する材料になる。
というわけで、悪性か良性か判断のために検査したらしい。(が、いまは乳がんには、意味が無いからやらない)

私は、癌だったので
悪性なわけでして
そこで抑制遺伝子が活発になったいた(通常よりがんばっていた)ことは類推できる
けれど、抑制遺伝子に異常が、あるかどうか…はこの検査ではわからない。
(癌になったことだから、異常ないとは言い切れないよね)

ということらしい(一部よくわからない事もあって無理やり納得してる部分ある)

そのあと…ついでに
抗がん剤後遺症についても伺いました…

続く。