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読書物語335

もどりました

ダイイング・アイ

2008-05-31 11:53:10 | ドキドキの本

怖い!!けど、面白い。

電車の中で、緊張して背筋ピン!で一気に読んでしまいました。

 

ストーリーは、殺されたときの目から発せられた怨念が、

殺した人たちを・・・。

 

今、その「ダイイング・アイ」が欲しかっただろうなあって

事件が多すぎです

江東区マンションの女性や、舞鶴の女子高生や・・・。

舞鶴なんて犯人も捕まってない。

どんなにか、怖くてつらかっただろうに

 

東野圭吾は、いつもあまりにありえないトリックを

もっともらしく書くので、描写はていねいで好きですが、

あまりいいとは思えない著者でした。

でも、ここまでやってもらえると、素直に面白かったです。

逆に、いわゆる東野圭吾好きな人には、イマイチかもです。

             

昨日は、部長歓送迎会&ボーリング大会でした。

ボーリングはひどいもので、86・86

チームもビリ・・・(私だけでなく、みんな2桁・・・)

 

送別会は盛り上がり、部長とは、会の帰り際にご挨拶できました。

「もっと、自信もってやっていいんだよ。」

と言われて、なぜか涙がでそうになりました

ほんとに、心底いい方でした。

短い間でしたが、ありがとうございました

 

部長だけでなく、最後の最後に急速に仲良くなれた

派遣のNさんも、昨日が最後でした。

私が毎日困っている派遣の人のことも、

「あんな変な人と仕事するのは、大変だろうなあ」って

心配しててくれたそうです。

Nさんが会社変わっても、交流続けたいと思ってます。

 

ああ、来週からは、ほんとにさびしくなります

 


火の粉

2008-03-21 22:42:05 | ドキドキの本

雫井脩介。「クローズドノート」や「犯人に告ぐ」の著者です。

「火の粉」も面白かったです。

 

犯人は読んでいる側にはバレバレ。

いつ話の中でもわかるのかってドキドキしながら、あっと言う間に読んでしまいます。

そもそも、隣にちょっと知ってるくらいの人が突然引っ越してきたら、怖いし、

あんまり介入してくる隣人というのも怖いです。

 

この小説まで極端ではなくても、

好きな人には異様につくすけど、相手がちゃんと感謝しないとムッとする人って

結構います。

こういう人は、ちょっといい人なんだけど息苦しい。

献身を認められないと悪口を言ってまわったりすることも・・・。

やっぱり、ご近所づきあいはホドホドがいいかなあ。

 

 

今日はセブンイレブンのおにぎりがすべて100円の日でした

貧乏根性なのかなあ、つい150円の「鮭いくら」を買ってしまいました

 

 

 

 

 

 


犯人に告ぐ

2008-02-02 22:46:55 | ドキドキの本

明日は雪らしく、部屋はとっても寒いです。

雫井脩介の「犯人に告ぐ」読みました。面白かったです。
連続児童殺人事件の姿見えぬ犯人探しに、テレビを使って捜査。
主人公巻島は、6年前の誘拐事件で犯人を取り逃し、子供も殺害され、
記者会見で責任追及され、感情的になってしまう。
テレビの怖さを知っている巻島が、6年前の事件も絡ませながら、テレビを
使って犯人をあぶりだす話。

映画になったみたいだけど、観てなくて残念。メディアはすぐ正義の味方ぶった
本当に一方的な見方しかしないから怖いし、人は自分の顔が割れないと
何でもするという怖さがよく出てました。
舞台となった場所も近いので、臨場感もありました。



昨日はうちの会社に出向してくる人の歓迎会でした。なんかいい人を
紹介してくれるって話があったけど、きっとお酒の席の話で流れちゃう
んだろうなあ
いけない、「the secret」http://blog.goo.ne.jp/koro_rock/d/20080112
よると強く願わないとかなわないんだった

○○君は全くつれないし、もうみっともないからつきまとうのやめないと。
なんか先月も誓った気がするけど、諦めようとすると、見計らったように
優しい言葉とかメールが来る。早く次の好きな人見つけたい!
それには飲み会限りでなくほんとに紹介してもらおう。



模倣犯

2007-11-29 17:12:32 | ドキドキの本
昨日、宮部みゆきの「模倣犯」読み終わりました。
おかげでここのところ寝不足です。
暗い道も前より不気味だし、戸締まりも何度も確認してしまいます。

楽園先に読んでいても楽しめました。
読者には早い頃から犯人わかってるんですものね。
前畑滋子はずっと真犯人に気付かないのに、どこで決定打放つのかと思っていましたが、
最後の最後にきっちりやってました。
要は、子供と同じように「真似っこ乞食」って言われて、我を忘れてしまうって感じですね。

現実でもしゃべり過ぎる関係者は、真犯人だったりするし。
坂出の殺人事件では、犯人捕まったけど、マスコミは絶対違う人が犯人と
ほのめかしてた感じがする。多分よくしゃべるという理由から。
メディアって怖い。

猟奇事件も細かく報道し過ぎだと思う。
細かく報道することで、何かよいことあるのかしら。
それを真似ることで、初めから考える手間が省けるから、
一歩酷い犯罪になってるだけな気がします。

結局、なるべく犯罪から遠い位置にいるように用心するしか無いのかな。


チーム・バチスタの栄光

2007-11-26 21:45:25 | ドキドキの本
海童 尊の「チーム・バチスタの栄光」を読みました。
単純な術中死なのか、医療ミスなのか、殺人なのか。
ドキドキしながら読みました。
チーム・バチスタは解散となって寂しいし、必ずしもめでたしの結末ではないけど
面白くて一気に読めました。
著者自身医師なんですね。
医療への問題提起が、外側からじゃない感じがしました。

昔は私も医者目指してました。
でも、とても他人の診断という責任持てないし、皮膚の中は怖くて正視できないと
止めてしまいました。
初志貫徹してたら、なにか違ってたかしら。
でもこんなあやふやな医者に診られる患者さんは可哀想ですね。

友達で医者になった子たちは、今でもみんなの役に立つには!と熱い気持ちを
忘れてなくて、感心するのと同時に羨ましいです。
一般的会社員だとそういうのってなかなか感じられないから。