読書物語335

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神様がくれた指

2007-12-16 11:44:52 | 普通の本

佐藤多佳子の「神様がくれた指」読みました。
スリの話。
スリにそんな美学・伝統があるのかしら・・・。
確かにひったくりとか強盗よりは技術がいりそうね。
私はスリ指(第二関節をまげずに第一関節を曲げられる?)といわれたことがあります。
でも、それでどうやってスリできるのかは、さっぱりわからないけど。
ついでに、指を伸ばしたとき、まっすぐ以上に伸びて指が思いっきりそります。
昔から、写真にピースしている手を見ただけで、私の手だってわかるって言われてます。
私にとっては普通なんだけど・・・。

内容自体は、いまいち。
サヤとかいう見た目弱いけど、とっても芯があるという女性って苦手です。

この人の本は「一瞬の風になれ」は単純で面白かったけど、「黄色い目の魚」もいまいちでした。
たぶん著者がとってもいい人なのに、ハルとか悪い人を書こうとするから中途半端なんだと思う。
一瞬の風になれは、みんないい人だったし、私自身走るのが好きだったから、共感できたのかも。

でも、スリの手口がいろいろあったので、被害に会わないように、用心します。



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