高級品を扱う店を次々と買収するボス・藤浪と、その下で働く若者・古武士(こぶし)。
ラグジュアリーファンドの二人組はまず店に乗り込み、藤浪が帳簿を確認し、
古武士がその店で実際に働く。
かつて贅沢だったイタリアンが贅沢でなくなった理由、
オーダーメイドの高級シャツ店に隠された女性たちの人間関係、
産の危機に瀕するアンティークウォッチ店の目利き店主の企み、
一脚数十万を超える木製椅子のデザイナーと職人の絆
――至高の品には、誰も見たことのないドラマが宿る。
高いイコール良いもの、贅沢ではない
それを使う人も作り手も満足することに価値があるってことかな
この本に出てくるような
本当に自分が欲しいもに出会いたいものだわ。
でも最後のホテルは、いつも観察されてるみたいで、
わたしは泊まりたくないな。
2015年61作目
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