埼玉県小川町には二連板碑が3ヶ所あります。
夫婦の成仏を祈り逆修のため、あるいは両親の成仏を祈願し建立されたようです。
埼玉県には板碑が約27,000基あるようですが、知る限り二連板碑はこの地区のみです。
大梅寺 埼玉県比企郡小川町大塚470
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5b/4f05222a422cf74738154526da464a0b.jpg)
梵字阿弥陀如来二連板碑 暦応四年 1341年
下に光明真言が彫られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4c/3f6bde2ddcc46f5d0261e8c574ee9ba5.jpg)
円城寺 埼玉県比企郡小川町青山654
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8f/1f0fc00d7ccc3f25ec7c71a918f2218c.jpg)
梵字阿弥陀如来二連板碑
下に光明真言が彫られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a3/142cf33977a6a35c2c73039a362d0de0.jpg)
①向かって左 延文6年 1361年 ②向かって右 正中2年1325年
西光寺 埼玉県比企郡小川町小川1277
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/b1/20d39a39895bf4de05eb9ff44f885c5d.jpg)
梵字阿弥陀三尊二連板碑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1c/356d7d5c339622e43ad350980af59d61.jpg)
応安元年 1368年
かつて板碑の元になる青石は埼玉県長瀞町のみと言われていましたが、小川町も産地であることが明らかになっています。
私は父から青石塔婆と聞いていました。板石塔婆とも言われています。
他の二連板碑
行ったことはありませんが、調べてみました。
新福寺 千葉県香取市
地蔵院 千葉県香取市
浄土寺 千葉県
三連板碑
城ノ平公園 大分県臼杵市野津町
色々検索してみると、面白い資料が出てきました。
徳島県立図書館の資料
つるぎ町の板碑 -
「https://library.tokushima-ec.ed.jp › webkiyou 板碑」で検索して下さい。PDFです。
双式阿弥陀画像板碑
徳島県つるぎ町半田地区
双式観音像板碑
還国寺 徳島市寺町
浄智寺 徳島市寺町
双式板碑 徳島県美馬市木屋平
大北・井奥家西
大北・井内家
観音像と地蔵像の双式板碑
赤松の青木家
他にもありますのでPDFから使用させていただきます。
1石2基の双式板碑は,4例認められる。
木屋平地区の2例(岡山他2009)と石井町の石川神社の2例(市楽石川神社境内と加茂野の善福寺跡)
徳島市国府町1例である。
徳島県内での双式板碑は,神山町では22例あり、1例のみ3基で構成される。
そのうち、20例が阿弥陀三尊種子板碑で、1例が線刻五輪塔、1例が大日三尊種子である。
徳島市では、前述の観音像板碑と応神の線刻五輪塔板碑の2例である。
応神弥勒寺の板碑は、明徳5年の名号板碑と阿弥陀三尊種子板碑である。
夫婦の成仏を祈り逆修のため、あるいは両親の成仏を祈願し建立されたようです。
埼玉県には板碑が約27,000基あるようですが、知る限り二連板碑はこの地区のみです。
大梅寺 埼玉県比企郡小川町大塚470
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/5b/4f05222a422cf74738154526da464a0b.jpg)
梵字阿弥陀如来二連板碑 暦応四年 1341年
下に光明真言が彫られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/4c/3f6bde2ddcc46f5d0261e8c574ee9ba5.jpg)
円城寺 埼玉県比企郡小川町青山654
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8f/1f0fc00d7ccc3f25ec7c71a918f2218c.jpg)
梵字阿弥陀如来二連板碑
下に光明真言が彫られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a3/142cf33977a6a35c2c73039a362d0de0.jpg)
①向かって左 延文6年 1361年 ②向かって右 正中2年1325年
西光寺 埼玉県比企郡小川町小川1277
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/b1/20d39a39895bf4de05eb9ff44f885c5d.jpg)
梵字阿弥陀三尊二連板碑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1c/356d7d5c339622e43ad350980af59d61.jpg)
応安元年 1368年
かつて板碑の元になる青石は埼玉県長瀞町のみと言われていましたが、小川町も産地であることが明らかになっています。
私は父から青石塔婆と聞いていました。板石塔婆とも言われています。
他の二連板碑
行ったことはありませんが、調べてみました。
新福寺 千葉県香取市
地蔵院 千葉県香取市
浄土寺 千葉県
三連板碑
城ノ平公園 大分県臼杵市野津町
色々検索してみると、面白い資料が出てきました。
徳島県立図書館の資料
つるぎ町の板碑 -
「https://library.tokushima-ec.ed.jp › webkiyou 板碑」で検索して下さい。PDFです。
双式阿弥陀画像板碑
徳島県つるぎ町半田地区
双式観音像板碑
還国寺 徳島市寺町
浄智寺 徳島市寺町
双式板碑 徳島県美馬市木屋平
大北・井奥家西
大北・井内家
観音像と地蔵像の双式板碑
赤松の青木家
他にもありますのでPDFから使用させていただきます。
1石2基の双式板碑は,4例認められる。
木屋平地区の2例(岡山他2009)と石井町の石川神社の2例(市楽石川神社境内と加茂野の善福寺跡)
徳島市国府町1例である。
徳島県内での双式板碑は,神山町では22例あり、1例のみ3基で構成される。
そのうち、20例が阿弥陀三尊種子板碑で、1例が線刻五輪塔、1例が大日三尊種子である。
徳島市では、前述の観音像板碑と応神の線刻五輪塔板碑の2例である。
応神弥勒寺の板碑は、明徳5年の名号板碑と阿弥陀三尊種子板碑である。
以前意味を知って納得致しました。
きのうは なぜ二連なのかな?と
思っていたのですが、建立の意味がよくわかりました
どうもありがとうございます