セイショウ坊のブログ

埼玉県飯能(はんのう)市 真言宗智山派・円泉寺住職です。
円泉寺ホームページにもブログがございます。

阿弥陀如来像と光背の和鏡 石仏仏画 埼玉県飯能市

2021-11-01 07:44:58 | 仏像
円泉寺には、木造阿弥陀如来立像が三体祀られています。
仏画は掛軸と屏風絵です。
石仏の阿弥陀様も境内に四体ありますが、それほど古い御尊像はありません。

以前にも掲載致しましたが、画像と文章を追加しています。


阿弥陀堂御本尊





木像の仏さまとしては、円泉寺で一番古い御尊像です。

光背には和鏡(頭部の丸い部分)が使用されおり、裏の文様の中に「天下一」の文字があります。



天下一の文字は、織田信長が優れた製品に許可しました。後に勝手に使われるようになり、江戸初期に禁止されるようになりました。
室町と言われましたが、江戸初期と思います。




阿弥陀堂が開いているときは、お近くでお参りが出来ます。
檀家さん信者さんは、ここで無料のコーヒーなどを飲むことが出来ます。

なお、時折仏像を入れ替えることがあります。


御本堂内の阿弥陀さま






善光寺式阿弥陀三尊掛軸
善光寺のお姿札を元に描かれています。




阿弥陀三尊来迎図掛軸




阿弥陀如来来迎図屏風の一部・工芸品




永代供養塔脇の石仏






大師堂の弘法大師と阿弥陀如来




浄土宗・浄土真宗ではほとんどのお寺で、阿弥陀様がご本尊としてお祀りされています。
真言宗では、大日如来、不動明王、観世音菩薩、地蔵菩薩、薬師如来など、いろいろなご本尊様が祀られています。
円泉寺のご本尊様は、不動明王です。



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