休みの日

日曜日
「休みの日は、できるだけ一緒に遊ぶ。」
と、ずっと前に言った言葉を切り札に、
公園に連れて行けとせがむ息子。
もうちょっとでケリつく仕事を仕上げてしまいたかったけど、
ここは観念して一緒に近くの公園へ行くことに。

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今日は持久戦だ。

敵を昼間目いっぱい遊ばせて、夜早く寝かしつける作戦でいこう！

心の中でそんなことを考えながら
自分はできるだけ体力つかわないように、
座って手だけを振っていたが、最後

「かあちゃんも一緒に～。」
と、手をひっぱられ、滑り台まで連れてこられた。

「油断するな」と肝に銘じながら、
１回だけと滑ってみると、なんか気持ちいい。


ヤバイと思いながらついついはしゃいで、
最後は二人で転んで息子が軽い突き指してお開きになった。

自然に手をつないで帰る道々、
「かあちゃん、あそぼ～！」なんて、
今しか言ってもらわれへんねんやろなあ、と
しみじみ思う。


とにかく、母親というものは、息子に弱い。