本日。 居合道中部大会、試合をやってきた。
居合の試合と言っても実際に斬り合うと死人がでるので、「型」の完成度を競うものだ。
選手が行うのは「型」x5本。
その5本の型の演武のデキに、審査員が点数をつける採点競技である。
試合は段位別だ。 順番が近づいてくると、緊張が高まる。
そしてKen坊のエントリー番号が呼ばれる。 位置に着く。
今回のKen坊の行なった型は以下の5本。
1本目:斬り上げ
2本目:八重垣
3本目:受け流し
4本目:颪(おろし)
5本目:四方刀其の二
調子は悪くない、動きも滑らかだ。 5本とも大きなミス無く終了・・・・
と思ったその瞬間、審判の方が「5本目用意!」とコールした。
あれ? 5本終わったはずだよな? と思ったが、
こちらも緊張しているので、自分が数え間違えたのかもと思い、
とっさに全く準備をしていなかった型を行なう。
突然の事なので、技はメタメタ。 ひどい演武になってしまった。
しかも審判は全部で6本やっていることに全く気づいていない。
結局そのまま採点されてしまった様子。
この世界では、審判の判断が全て。 たとえそれが誤審やミスであったとしてもだ。
もちろん大会役員の先生には事後に報告したのだが・・・
結果として、目標としていた5位以内入賞は果たせなかった。
反省すべきは、そうした事態が起きたときに対応できなかった自分であろう。
修行が足らないのだ。
Ken坊のレベルが、またひとつ上がった一日となりました。
試合会場の様子 ↑ 女性剣士もたくさんいます