Ken坊の趣味と日常と仲間のページ

平凡なことを非凡に、非凡なことを平凡に書き綴る、
乱入大歓迎のブログ。

345.  対応力

2012-09-16 | 格技

本日。 居合道中部大会、試合をやってきた。
居合の試合と言っても実際に斬り合うと死人がでるので、「型」の完成度を競うものだ。

選手が行うのは「型」x5本。
その5本の型の演武のデキに、審査員が点数をつける採点競技である。

試合は段位別だ。 順番が近づいてくると、緊張が高まる。
そしてKen坊のエントリー番号が呼ばれる。 位置に着く。 

今回のKen坊の行なった型は以下の5本。
1本目:斬り上げ
2本目:八重垣
3本目:受け流し
4本目:颪(おろし)
5本目:四方刀其の二

調子は悪くない、動きも滑らかだ。 5本とも大きなミス無く終了・・・・
と思ったその瞬間、審判の方が「5本目用意!」とコールした。

あれ? 5本終わったはずだよな? と思ったが、
こちらも緊張しているので、自分が数え間違えたのかもと思い、
とっさに全く準備をしていなかった型を行なう。

突然の事なので、技はメタメタ。 ひどい演武になってしまった。
しかも審判は全部で6本やっていることに全く気づいていない。
結局そのまま採点されてしまった様子。

この世界では、審判の判断が全て。 たとえそれが誤審やミスであったとしてもだ。
もちろん大会役員の先生には事後に報告したのだが・・・

結果として、目標としていた5位以内入賞は果たせなかった。
反省すべきは、そうした事態が起きたときに対応できなかった自分であろう。
修行が足らないのだ。
Ken坊のレベルが、またひとつ上がった一日となりました。

 

試合会場の様子 ↑ 女性剣士もたくさんいます

コメント (10)
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