先日名古屋駅で見た風景。
車で母親に駅まで送ってもらったのだろう女の子。大きな荷物を持っている。
少し別れを惜しむ様な間が有った後、女の子は駅の中に。
お母さんはその後ろ姿を車の中からしばらく見送ってから、静かに走り去った。
勝手な想像だが、娘さんが新生活のために遠くに行く。
しばらく会えなくなる・・・ そんなシーンだったのでは。
自分も学生時代には北海道で一人暮らしをした経験がある。
うちの親は下宿探しから生活道具の手配まで、ほとんど何もしてくれなかったなぁ。
逆に言うと全てを僕に任せてくれた。
冷蔵庫も机も、もちろんラジオもTVもない。
そんな新生活だったが、今思えばそれが彼らの愛情だったのかもしれない。
そんな事をふと思い出す、名古屋駅でのひとコマでした。