2534. 職業観

電車に乗っていると、
リクルートスーツ姿の学生さんが
ちらほら。

そうか、そんな季節なんだな。


おおよそ30年程まえ、
Ken坊がまだ学生で、
就職活動を始めた頃のこと。

やりたい事は何か？？
それを今、決めなくてはならないのか？？
どんな仕事や会社を選ぶべきか？？？
そんな事をボ～っと考えていた。

そんな自分に、
バイト先の外食チェーン店の
店長さんが言った言葉。


人生をかけてやりたい事を
見つけられる人なんて稀さ。

自分の場合は10年後、20年後、30年後、
その時に自分がどんな風になっていて、
どんな風に(な)仕事をしていたいか、
それを想像して就職先を考えたよ。

食べ物を仕事にしたのはね、
人間、食べ物って絶対に必要だろ。
食べ物の仕事は無くならない、
と思ったんだよ。


店長の名前は忘れてしまったが、
彼のこの言葉は、何故か今でも
Ken坊の脳裏に残っている。