下りならばさぞ楽であろう・・
と思うが、そうではない。
山は下りで脚にくる。
とくに立山は、下りに延々と
ザレ場が続く。
足を取られて転倒しやすく、
非常にキツイ。
さらに最後に急な登り階段が有り、
神様のイジメとしか思えない💦
それでも、こんな風景を見ながら
降りて来れるのだ。
贅沢の極み。
立山の風景は実際に見ると、
天国ってこんな感じなんだろうな~
ってくらい美しい。
写真では完全に表現できないのが残念。
午後4:00
ようやく山荘に帰着。
トータル9時間の山歩き。
どんな高級料亭にも勝るお味でした。
<あとがき>
コロナの渦中にココに来ることに、
少々の迷いは有った。
けれども、実際に来てみると
交通機関~宿泊設備まで。
人数制限や時間差の食事で
密を避けたり、換気や防御ついたて
の設置を徹底したり・・・
真摯な対策が、
ここにとても書ききれない程
取られていた。
皆様のおかげで安全に、ゆとりある
登山ができた事を感謝したいと思う。
一昨日、国内のコロナの累積感染者数は
約6万8千人。
一方、コロナの影響による
失業者の数は5万人を超えたと聞いた。
感染者の数を公表・報道するのと
同じように、失業者数や倒産数も日々
発表すべきなのでは?と感じた。
もちろん命より大切なモノは無いので、
感染を抑え込む事が第一なのだろうけど、
経済死する人の人数も認識していないと
正しく行動できないのでは・・?
と感じるのだ。
辛抱しても、辛抱しなくても
人に害が加わる。
それが感染症の怖さなんだろう。