記憶が薄れぬうちに、
記録しておこうと思う。
全身麻酔の思い出。
Ken坊に施された麻酔は
呼気ではなく注入によるもの。
Ken坊、まな板の上に横たわり、
天井の照明を凝視する。
どうやら麻酔薬が注入され始めた?
眠らされてなるものか!と
目を見開いていたが。
しばらくすると、あれ⁉
照明の光が2重に、3重に・・
その後の記憶はない。
というか、夢を見た。
死んだオヤジとねえチャンが出てきた。
あっちから呼びに来たとかではなく、
幼い頃の風景に、彼らが登場した。
Ken坊さん!Ken坊さん!
と呼ぶ声で目が覚めた。
4時間経っていた。
手術された脚の付け根の痛みは
すさまじかった。
空手の師範のローキックを
受け続けているような感覚💦
速攻で痛み止めの点滴を入れてもらい
痛みをしのいだ。
声はガラガラだった。
が、ブルースは歌わなかった。
これが手術の思い出である。