Ken坊の居合のお師匠は、
不思議と”人を見る目”の有る方だった。
ある時、見学に来た人の入門希望を
お師匠が断る事があった。
なぜ入門させなかったんですか?
と、お師匠に尋ねると。
「彼がすべき事は、居合ではなく仕事だ」
とのたまった。
その人の、仕事に身が入っていない事が
師匠には分かったらしいのだ。


仕事有っての趣味。
お師匠は口癖の様に言っていた。
たしかに、仕事が安定しない人に、
趣味の長続きする人はいない。
でも、なぜ師匠には
その人物を看破す事ができたのだろう?
不思議ちゃん ( ̄▽ ̄)