Ken坊の症例では、手術もさることながら
リハビリこそが大切なのだそう。
今回の入院も、時間の大部分は
リハビリに費やされる。
という事で、手術翌日から
リハビリは早くも開始された。
とは言っても、少しづつね。
まだ股間に過重してはいけないので、
トイレに行くにも、看護師さんに
車椅子で連れて行って頂く。
これ、押してもらうのに慣れてくると
なんか偉くなったみたいで
気分が良い ♪
あー。そこのカドを左ね、
とか言って見たり(ウソ)
献身的に面倒を見てくださる
スタッフの皆さんには
本当に頭が下がるのです。
拘束具で動きを封じられたKen坊。
特に腰を曲げられないのがツラい。
痛みと不自由さで
眠れぬ夜を過ごす。
朝が来て、看護師さんがやってきて
腰が痛い?
あぁ、それならこのコントローラで
ベッドの背中を立てられますよ。
と、事も無げにおっしゃる。
はやく言ってよ ( ̄▽ ̄)
そして36時間ぶりの食事。
が・・腹が減り過ぎて
喉を通らない!
拒食症って、きっと
こんな風になるのね💦
病気でダイエット(^^)/
Day 2 は手術本番の日。
朝から検査だ何だで慌ただしい。
枕が変わると眠れないKen坊。
寝不足の状態で手術室へ。
手術室の扉が開くと、そこには
TVドラマで見た事のある世界。
部屋の中央に、まな板がどーんと
鎮座している。
いよいよまな板に上がる。
可愛らしい看護婦さん達が、
寄ってたかってKen坊は全裸にする。
( ̄▽ ̄)❤
麻酔は点滴で身体に入って来る。
眠らされてたまるか!
と抵抗を試みる。
が、あれ?目の焦点が合わなくなったぞ。
寝不足が敗因か??
Zzzzzz・・・
手術は、股関節をガーンと引っ張り外して
その凸凹側の両方を削って整形し、
また元に戻すというワイルドなもの。
でも、完全に寝ていて分からない。
薬ってこわー。
寝ている間、死んだオヤジと
姉ちゃんの夢を見た。
病院の風景が、彼らを看取った
時の事を思い出させたのか?
Zzzzzz
Kenさん!Kenさん!
という看護師さんの声で目が覚めた。
気が付くと4時間経っていた。
麻酔が切れて来ると、
患部が痛みはじめる。
人生最大級の痛み💦
空手の師範のローキックを
延々と受け続けている感じ( ̄▽ ̄)
気が付くと、フンドシを装着し。
尿道にはパイプ。
あの看護婦さんが入れてくれたのだろうか
(〃ノωノ)❤
点滴やら生体モニターやらを
身体に浸けられ、拘束具で固定された
状態で、とりあえず皆さまに無事を報告。
こうしてKen坊は、
プチ改造人間となりました。
この記事が公開される頃、
Ken坊はまな板の上で爆睡中。
という事で、これは昨日の話。
人生初入院。
意外と忙しい事が分った。
入室してから次々と、アレコレ説明を受ける。
術後のリハビリも、
朝から晩までゴリゴリやるらしいし、
ゆっくりもできんのかなぁ ( ̄▽ ̄)?
病室は案外居心地が良い(笑)
大人の男とは、
1人の時間を楽しめる者らしい♪
ばぶぅー!
とうとう入院の日がやって来た。
まな板の上に乗る前のコイの気分。
そのココロは・・まだ暴れます ( ̄▽ ̄)
金曜日~日曜日と、
生まれ持った股でやる
最後の空手と居合を済ませてきた。
思い残す事はありません (;´・ω・)
色々な方から、励ましのエールを頂いた。
いやいや、病気に黒も帯も関係ないやろ💦
さて、まな板に上がるとするか。