爺々の雑記帳

定年退職後の出来事や思いを書き留める

同窓会参加人数激減

2013-10-26 17:08:54 | 同窓会

 10月20日(日)3年振りの同窓会を開催した。前回の同窓会模様はこのブログにアップしたが、もう3年も経っ

てしまった。時の流れは早すぎる。

前回40名の参加だったが、今回は26名と激減。前回の同窓会は好評だったのに。何故? 事務局として企画、

演出等、全て私1人でやっているので責任を感じる。

 

 開催日の月、曜日、時間全て前回と同じである。違うのは前回は卒業50週年を強調し、様々な手を尽くした。

出席人数低下の原因を考えてみる。加齢による好奇心の低下、出不精、健康状態、身内の看護、等々。

しかし3年間で上記理由ではこんな急に参加者が減るとは思えない。他にも理由が有りそうだ。前々回も40人の

参加があった。ここにヒントが有りそうだ。この時は今回と違い昼間の開催であった。もう1つ違うのは場所である。

電車で来る人にとってこの時は、乗り換えが無い会場であった。今回は1回小田原駅で乗り換えなければならず

少々遠くなっていた。

 

残念ながら昭和19・20年生まれと言うことも有り、回を重ねる事で参加者が今後も少しづつ減って行くのは仕方

がないが、3年後、少しでも多くの友に会えるよう、事務局として頑張りたい。

 


同窓会の不参加理由

2013-07-13 15:28:14 | 同窓会

 

 前回の同窓会から3年が経った。前回の同窓会経過は「同窓会を成功させる」のグログで述べたが、今年中に

同窓会を事務局として立案・準備・開催しなければならない。

  前回は50周年ということも有り、過去に1度も同窓会に参加しない方を参加させる為、大変苦労をした経緯がある。

結果7名の初参加があり苦労の甲斐があった。しかし限界も感じていた。そこで出席しない方の理由をネットで調べてみた。

予想はしていたが、これほど強い拒否反応を持っている方がいるのかと思いしった。


     同窓会に出席しない方の意見(ネットから抜粋)

1. 嫌な思い出ばかり。「受け取り拒否」と書き返信。 

2. 幹事は貴方に逢いたいから案内を出すのではなく、参加人数を増やしたいだけ。

3. 教師の質が悪かったので、クラス全体の雰囲気が悪かった。

4. メンバーのレベルが低く会話に入れない。

5. 出かけるのが面倒。時間と金の無駄遣い。案内状は即シュレッター

6. 久し振りに参加しましたが、常連さんばかり盛り上がり、2度と行きません。

 

7. 参加する人は大学を出て1流企業に勤め、あるいは商売等での成功者ばかり。

 

8. 行きたいと思った事もない。みんなどうしているかなんて気にしたこともない 

 

9. 大勢のところが苦手、仲の良い友とは個別に付き合っているのでそれで良し。

10. 話し相手も居ないだろうし、自分の容姿に自信がない。

11. 退屈。親友がいない。義理で話しかけて来るが親しい者同士の延々の長話を聞くだけ。

12. 参加しないのは本人の自由。だが不参加返信しないのは礼儀知らず。

    幹事の苦労は大変なもの。早々に「今後案内不要」と書き欠席通知を出すべき。

13. 初参加の時は迷いましたが、今では当時話した事も無い人とも頻繁に遭っています。

14. 歳を取ると私生活でも話し相手も少なくなり、出席して新しい話し相手が生ま

  ればと出席するが、楽しくはない。案内が来る内が花か。

15. 絶対欠席、行ってたまるか。と思っていたが皆の近況を読む内、昔の嫌な事、

  忘れる事はできないが、ちょっと脇に置いといて、行ってみるか?

16. 案内状が来て久しぶりにアルバムを見て、遭ってみたくなった。

    楽しくなかったら途中で帰ってくれば良い。後2ヶ月ダイエットしよう。

17. 同窓となった人間がウン十年経ってどんな生活・心情をしているのか興味がある。

                                    等々

 

 強烈な拒否の意見、多少幹事に同情的な意見、出席を迷われている意見、しつこい勧誘は遠慮した方が賢明のようです。。

 

 


同窓会を成功させる

2010-10-30 09:55:53 | 同窓会

       昨年に続き昭和35年卒業の中学校同窓会を開催した。通常は何年か空けるのであるが、今年が卒業

     50週年になるので昨年に続き開催する事になった。私達は小学校を卒業すると99%の生徒がが同じ

     中学校に入学する。その為卒業時クラスが違っても殆どが「お友達」であった。卒業時点で3クラス133名

     であったが、亡くなったり住所が不明の者もあり対象は109名である。 この小規模な同窓会をどのように

     計画したかを紹介し、参考になればと公開する。

       先ず骨子を定めた。

     ①50周年のメモリアルを前面に打ち出す。
     ②一度も出席した事の無い卒業生が興味を持つ同窓会にする。
     ③50周年にふさわしい施設にする。
     ④昔話に夢中になれる場所を提供する。
     ⑤会費(2次会含む)は1万円以下の抑える。

     ①については案内状に「メモリアル」の文字をカラーで入れ、いつもの同窓会とは一味  違う事をアピールした。

 

          ②の参加しない者を参加してもらうのは容易ではない。 参加しない理由は

    1、中学校時代の対人関係で、いやな思い出があったりして、会いたく無い人がいたり、会いたいと思う友人がいない。

    2、長年同窓生に会っていない為、自分等は忘れられて参加しても孤立してしまうのではと、臆病になっている等が考

      えられる。

 

    今回は後者にターゲットを絞った。

    先ずは過去5回の返信ハガキの内容をすべてデーターベース化した。案内状の返信すらしない者、いつも欠席と返信す

    る者をリストアップした。又、返信の近況文から同窓会に対する思い等を分析した。この分析から今年も来てもらえる

    か微妙な者も含め約50名リストアップした。

      この50名に案内葉書郵送に先立ち前回の同窓会記念写真を A4に拡大してし、又各個人宛にその卒業生との思い出

    などを書いた文章を添付し同窓会の開催を予告した。これを可能にしたのが私が引き受けた同窓会事務局の存在である

    と自負している。 開催する度に幹事が変わってはとても出来ない。反響は直ぐに表れた。50年ぶりに電話をくれた者、

    留守だったが自宅を尋ねてくれた者、果物を送ってくれた者、事務費の足しにと現金を送ってくれた者、と今回の同窓会

    に手ごたえを感じる。

 

     ③の会場探しはネットで探した。「箱根」「同窓会」のキーワードでヒットしたのが 箱根湯本の富士屋ホテルの

    「同窓会プラン」であった。富士屋ホテルは地元では誰も知る1流のホテルだ。アクセス、設備、費用等ホームページ

    からをチェックする。費用が少々予算オーバーとなるのが気がかりであったが、ホテル側と折衝を開始。

 

     ④の会話のについてはテーブルを考慮した。ビュッフェスタイルで通常は円形 テーブル仕様であったが、テーブルが大き

    い為、対面との会話が難しく両サイド同士の会話に限られ、広角に話ができない。そこで会議に使用する長テーブルを

    抱き合わせ、対面との距離が縮まり会話ができるよう工夫した。

     2次会も前回まではカラオケの要望があったので、カラオケ設備のある場所にしていたが、歌がうるさく会話が出来な

    かった。そこでカラオケ組と会話組を別々の部屋にする事にした。 

 

    ⑤の会費に付いては年金生活者が多い事もあり、1万円以上は出席率に影響ありと考えホテル側と予算オーバー部分の

    折衝を重ねる。とかく一流処は融通が効かないのだが、このホテルは真剣に相談にのってくれた。

 

      先ず2次会会場利用費を節約する為、宿泊予定者の部屋を利用させて貰う(注1)交渉をした。そして飲み物・

    おつまみはスーパー購入し持込とし許可を得た。これで費用は持ち込み品購入代だけとなり大幅に費用を節約できた。

     問題はカラオケルームの使用料である。カラオケルームは持ち込みは禁止であった。カラオケの利用者がどのくらい

    いるか不明だったが10人前後と見込み、広め部屋を時間借りする事とし、飲み物・おつまみはオーダーした分だけ

    請求して貰うようしした。この折衝の際、カラオケルームに焼酎を3本をホテル側から好意で差し入れして貰える

      事となった。この間担当者との直接折衝2回、メールのやり取り8回と、しつこいくらいの打ち合わせを持った。

    当日は幹事諸君には話し相手がいない人がいないか常に会場をチェックして貰い、もしそんな人がいたら進んで話しか

    けるように指示する等、全てにおいて気を使って貰った。

 

     結果、昔話に花が咲き、2次会を含め4時間が瞬く間に過ぎ、大好評を得た。二次会を不参加を表明していた者が

    7人も参加を希望し二次会の部屋は超満員となってしまったが、不満の対象にはならなかった。初参加者も7名を

    迎える事もでき帰り際には「来て良かった」「次はいつ?」等々幹事の努力が報われた。

 

    上記の他、長年趣味としてきた作品、写真、絵画、手芸、又舞踊、歌唱等も募集した。趣味作品は会場内に出展し、

    舞踊、歌はスポットライトを当て本格的なショー仕立てに演出し喝采を博した。支払いが心配だったが最終的には

    事務費を含め1万数千円の繰越金まで生み出す事ができた。

 

    これは折衝能力ではなくホテル側の温情でできたもので、富士屋ホテル様々である。是非機会があったら皆さんも

    富士屋ホテルの利用を検討する価値は有ると思います。設備・洗練された対応、小さな指示まで忘れる事無く完璧

    に準備されている等、すばらしいです。

    今回の同窓会成功の要因を分析すると同窓会は宴会の場所を提供するのではなく、語りの場を提供する事である。

   だと思う。又、事務局(永久幹事)を置く事もお勧めする。

 

   幹事さんご苦労さまでした。富士屋ホテルの三浦さんありがとう。

   注1(通常は宿泊者以外はセキュリティーの問題もあり宿泊者以外は部屋に入れない)


同窓会

2009-04-09 10:37:37 | 同窓会

         昭和35年中学校卒業の同窓会が計画された。年齢は63歳になる。2年前に開催したばかりである。

     その前は7年も間があいている。幹事の裁量で開催されるので文句はいえない。幹事は持ち回りで、前回の

     同窓会で、幹事が推薦した者を出席者に承認され決定している。

 

      私の学校では約130名、3クラスであったため各クラスから2名、計6名が幹事となる。毎回出席者は

     3分の1の40名前後であった。出席者もだいたい同じメンバーとなっている。 初回の幹事会が同窓生の

     経営している喫茶で開かれた。今回私は幹事はなかったのであるが、たまたま今回の幹事数名がゴルフ仲間

     であったのと、喫茶店が近所であったため「ちょっと出てこないか」と誘われた。行ってみると同窓会につ

     いて話し合うより、世間話が多く、場所の選定と日時が決まっただけであった。

 

  
      過去の資料をみると住所録データはなんとWordで作成されていた。また案内状の文面も毎回幹事が違う

     為様々であった。私らの年齢にはパソコンが扱えない者も多く、中には案内状を3日かけて手書きをした幹事

     もいたようである。これでは幹事の負担が多く幹事を引き受けるのに躊躇するはずである。毎回同じ人物が事

     務処理できれば、大幅に手間が省けるのは歴然としている。この事を幹事会で発言すると「だれに引き受けて

     もらうのか」が問題となる。結果言「言い出しっぺ」の私が同窓会事務局として事務処理全般を永久幹事的要素

     をもって引き受けるはめとなった。「ちょと出てこないか」が大変な荷物を負わされる結果となった。

 

 

      完全リタイアした今、自治会の役員、寺の檀家役員、等老後は何かの役に立てればと引き受けてきたが、

     事務局もこれらの一環として役に立ちたいと思う。そこでまず最に住所録をWordをExcelに変換、次に前回の

     はがきソフトが私のパソコン内ソフトと違うため変換する。そして案内状往復はがきサンプルを提示し幹事会

     に承認を得て発送。返信ハガキの近況欄の一覧表作成、出席者名簿の作成。と事務処理すべて終了。

 

      これで次回の同窓会は一部のデータ修正は有るもののマウス一つで出来上がるはずである。更に当日懐かしい

     友を思い出してもらう為、幹事に卒業前後の写真を持参させ、スキャナーで画像を取り込み拡大印刷して会場に

     掲示するようにした。そして当日の記念写真も同窓会が始まる前にカメラに収め、パソコンに取り込み歓談中に

     配布できるようにした。 

 

  
      卒業写真を久しぶりに見て「こんな奴居たかな?」と思う顔がいっぱいある。名簿を持って周り、全員の氏名

     が判明した。人の顔って面白いもので、昔の顔がそのまま老け顔になったものも居れば、幼顔と全く違う顔がある。

     波乱万丈の人生を送ったためか。何故なのか興味深い。

 

      今後の課題は同窓会に1度も出席しない者、返信ハガキさえ送らない者をどうしたら出席してもらえるようにな

     るのかである。在校中いじめられた。会いたい友がいない。会いたくない奴がいる。家庭の事情で本人に案内状が

     届いていない。既に死亡している。等々色々な理由が考えられる。 

      過去5回ほど開催した同窓会の返信ハガキが残っている。これを1名1名過去にどんな返信文を書いてきたか

     整理をしてみた。出席できないが、近況報告を必ず書いてくれる奴。全く返事が来ていない奴。欠席に?を書

     くだけの奴。色々である。「近頃歳のせいか日増しに昔の仲間に会いたくなった」なんて書いて来る者もいる。

     このデータを活用しなんとか1名でも出席しなかった者を、出席してもらえるよう努力して行きたい。

               呆ける前に。