爺々の雑記帳

定年退職後の出来事や思いを書き留める

馴染みのガマ蛙が

2011-08-02 22:25:17 | 雑記帳

             先日ショッキングな出来事を目撃してしまいました。

         我家の隣に築100年?以上の家があります。今にも倒壊しそうな家ですが、物置として使っています。

       その物置に物を取りに行き、土間の入り口を開けた瞬間、異様な光景が目に飛び込んでいました。

       それはガマガエルを子供の手首ほど太い大きな蛇(ヤマカガシ)が尻方向から咥え込んでいる姿でした。

       蛇の嫌いな方、ごめんなさい。でも最後まで読んで下さい。「へー」と思う雑学もあります。

       私は普段ヘビもガマも怖い存在ではないのですが、この光景はさすがにびっくりしました。それも正面

       からの光景でしたので強烈でした。蛇はめいっぱい口を広げ、お尻に噛み付いていましたが、全部飲み込

       むには今の倍以上口を広げないと飲み込めないのですが、顎の骨を外し何時間もかけて飲み込むのでしょう。

       直ぐ家に引き返し、カメラを出してきて撮ろうとしたのですが、生憎電池切れ。このガマ蛙は多分毎年我家

       の焼却炉周りで越冬し、暖かくなると我家の周囲を徘徊している馴染みの奴です。ヘビは青大将、シマヘビ、

       ヤマカガシと色々見かけますが、こんな大きなヤマカガシは初めて見ました。

        ヘビは家を守る生き物としての迷信が有ります。信じて居る訳では有りませんが、あえて、普段追い払

       うことはしません。ガマの方は顔馴染みだし、ここはなんとかガマを助けようと思いました。傘の先で蛇の

       口辺りを突っついたのですが離そうとしません。たぶん牙が喰い込み外せないのだと思います。

       ガマは「助けて!」と懇願するような目で私を見ます。ガマガエルは鳴かないと思っていましたが。私の方

       をみて小さな声?で実際鳴いています。これには参りましたが、手の施しようが有りません。「合掌」

       その後物陰に引っ張り込み、2・3日動かず背中だけを見せてていましたがその後見えなくなり何処かへ

       行ったと思ったら、4日後、入り口のドアを開けると物陰から、半分身を出て来ていました。カメラを取り

       に行ったスキに又物陰に入ってしまいました。ヤマカガシは子供の頃毒は無いと言われ、素手で掴んで遊ん

       でいましたが、毒は持っているそうです。まだ物置の物陰に潜んでいるようです。しっかり家を守って欲し

       いものです。

 

 

       雑学(ウィキペディアより)

        カガシとは古語で蛇を表し山の蛇の意味が有るが平地にも生息する。頸部と奥歯に2種の毒を持つ。

       攻撃を受けると鎌首をもたげ頸部に毒が有る事を相手に知らせ警告をします。それでも攻撃すると毒を

       飛ばす事もある。目に入ると最悪失明する。

       この毒は昔から知られていたが、最近の研究で食べたガマガエルの毒を貯蔵したもので、金華山のよう

       にガマガエルが生息しない地方ではこの毒を持たない事が判明した。

       奥歯の毒は血液の血小板に作用し、あらゆる臓器から出血を起こし死に至る。但し奥歯の近くにあるため、

       よほど深く噛まれない限り毒が注入される事はない。1972年中学生が噛まれ死亡して以来、毒蛇とし

       て認識されるようになった。蛙が好物だが他の蛇は頭から食らうが、この蛇は尻から咥える。