爺々の雑記帳

定年退職後の出来事や思いを書き留める

血栓

2016-08-06 17:09:00 | NHKためしてがってん

 ある日、前触れもなく襲ってくる脳血栓、心筋梗塞。予防できます。


 日本の毒へび{ヤマカカシ」の毒を、採血した血液に投入すると、40秒で血液はどろどろとなる。このどろどろの

血液をも拡大してみると赤血球や血小板を絡め取っている網目状の物質がみえる。これをフィブリンといいます。

このフィブリンは血液の中をパトロールし、怪我などで出血した時駆け付け網目状の物質で血液を固め、出血を

止める働きをしている。しかし血栓の元にもなる。怪我もしていないのにストレスや恐怖に遭遇すると活性化して

しまい、大量に発生してしまいす。毛細管血管を模した装置に、フィブリンが大量に発生した血液を流すと、

血液の流れを阻害してしまう。


 脳梗塞で救急で運ばれた患者に投与されるのが 特効薬(t-PA)である.人間の血液の中にも(t-PA)は存在する。

ストレス等で血栓の元が発生した段階でも血液内の(t-PA)が溶かしてくれる。

 この(t-PA)を増やし活性化させていれば、脳血栓等の危険から回避出来るのではないか。その方法は毎日

30分程度の有酸素運動で生まれる。番組では、ふだん運動をしない人に30週間、毎日30分、様々な有酸素

運動に挑戦した頂いたところ1.5倍~4,2倍血栓を溶かす効果が生まれた。



 最後に災害等で避難所生活を余儀なくされている方たちはエコノミック症候群が発生しやすい環境にあるので、

この(t-PA)を増やす運動を是非してほしいとのことでした。

 


冷蔵庫の3ヶ月前の卵 食べられる?

2016-08-05 17:57:21 | NHKためしてがってん

 卵の賞味期限は?  産んでから2・3週間


 でも卵は傷みには強い食品なのです。冷蔵庫では4ヶ月、常温では2ヶ月はOKなのに何故賞味期限は2・3

週間なのか。かたい殻、卵殻膜、卵白の殺菌作用で防御。

又卵白の中に白い繊維みたいな2本の「カラザ」が卵黄を常に卵の中央に来るよう引っ張って殻から遠い位置を

キープしている等、万全な雑菌対策を備えている。

 鶏の体内で卵が作られる過程で希に雑菌が入ってしまう事がある。この卵が人体に入っても影響が出ない

期間が賞味期限の2・3週間となる。ちなみにこの菌が入った卵が生まれる確率は30000個分に1個である。

これは毎日1個80年間食べ続けて1回お腹を壊す確率で日本独自の過剰とも言える安全基準です。

 

 古いたまごが好き

 卵を割った時白身を比べると新しい卵はプリンとしているが古い卵は水っぽい。これは劣化ではなく、ひよこが

成長過程で白身の栄養吸収をしやすくする為サラサラ変化する仕組みが有る為です。


  ゆで卵

 新旧の卵でゆで卵を作って殻をむき、同じ高さから落としてみると跳ねかえる高さが倍以上古い卵の方が

高く弾むのです。これは食べた時の弾力、味にも影響し明らかに古い卵の方がおいしいのです。ゆで卵メーカー

では新しい卵を使わず熟成させた卵をを使用します。これは卵の中の二酸化炭素が時間経過で抜けて行くから

だそうです。


  卵かけご飯(賞味期限内)

 卵黄と卵白を分ける。卵白をご飯にかけ、よくかき混ぜ泡だてる。そこに卵黄を乗せ、好みの量の醤油を注ぎ頂く。


  白身ソース

 ボールに卵白を入れ網じゃくしで泡だてる。これをすき焼きやチキンライス ホウレンソーのソテー等にかけ、

その上に卵黄を注ぐ。


  目玉焼き

 卵を割ると時、低い位置から落とす。先に卵黄だけを炒め卵白は後から注ぎ炒める。大事なのは卵黄をやさしく

扱う、乱暴に扱うと卵黄の細胞が壊れ、味を損なう為。


慢性の痛みが軽減

2016-08-05 07:38:59 | NHKためしてがってん

 リウマチの痛み7年、24時間痛みと戦い、様々な薬を処方されたが一向に効かない。
こんな方が、簡単な方法で、歩くのもままならなかったのが、たった10分で普通に歩け
るようになるという、まゆつばの様な話。あなたは信じられますか。
NHKのテレビ番組で紹介しているのだから信じても良いのではないだろうか。

 その内容を紹介します。
街を歩いていたカップルに協力して頂く。それは5分間ハグをしてもらうのです。
始める前に唾液を取り、ある物質の量を調べておきます。5分間のハグ後再び唾液を取り
物質の量を計ります。するとその物質の量は60代の夫婦が34%、30代の夫婦が66%、
20代の女性友達同士が84%増と劇的に増えていたのです。

 その物質の正体はオキシトシンという脳から分泌されるホルモンです。日本ではまだ
なじみが無いが、スエーデンでは誰でも知っているホルモンらしい。

 オキシトシンって何?

 痛み、不安、ストレスは脳に強烈なストレスとなります。脳内では扁桃体という部位が
異常に興奮します。1時的なものなら良いのですが、慢性的なものになると扁桃体は興奮
しっぱなしとなります。そこで活躍するのが前頭前野です。
扁桃体の興奮を必死に抑えよ
うとします。しかし慢性的な痛み等は前頭前野をもっても扁桃体の興奮を抑えきれないの
です。そこで活躍するのがオキシトシンというホルモン。扁桃体の興奮を抑えてくれるのです。

 人間の祖先である猿類は仲間内でけんかしても直ぐにハグして毛づくろいをし、興奮を
抑え仲間の結束を乱しません。これと同じような機能が人間にも残っているのです。
これはタッチケアーと言われ、触れる、なでる、抱き合う事でオキシトシンを分泌させ
脳の興奮を緩和するのです。
 脳は、慢性の痛みにストレスを感じ、痛みを増幅し、不眠となりストレスから高血圧に
もなっている事もあります。

オキシトシンは慢性的な痛みを緩和してくれると説明しています。又 番組では這回や
暴力的な言動を繰り返す認知症の母親が、マッサージをしてあげることで、劇的の改善
を見た例も紹介されています。

 マッサージの方法

 椅子の背やテーブルにもたれて楽な姿勢をとってもらいます。両方の手のひらをぴったり
背中に付け、背中全体をゆっくり回転する様に撫でます。1秒間に5cm程とゆっくり
背中にアイロンをかけるイメージ。1回10分が目安です。
  

 私は慢性の痛み等はありませんが、慢性痛のある方、認知症の家族をお持ちの方、是非
お試しあれ。