爺々の雑記帳

定年退職後の出来事や思いを書き留める

被災者の皆さんへ

2011-04-17 20:26:27 | 雑記帳

            避難生活を余儀なくされている皆様、災害から1ヶ月が過ぎましたが、御不自由な生活が続き、

          体力的にも精神的にも大変つらい思いをされている事を、私達皆理解しています。又、肉親を奪わ

          れ、家を失い、職場も奪われた痛手は私達の想像を絶するものだと思います。私達が出来る事は

          義援金活動や風評被害を排除し、被災地域の経済活動を阻害しない事だと思っています。

           「がんばって」と言う言葉は数えきれないほどお聞きと思いますが、他に言葉が見つかりません。

          復興は長い道のりになると思いますが、挫けないで下さい。ずっと見守っています。 ただ日本全体

          で考えますと、経済活動を停滞させてはいけないと思っています。各地で様々な行事が中止されて

          います。私の町でも神社の祭りが中止になりました。皆さんの事を思うと当然かもしれません。しかし

          いつまでもその思いを続けていて良いのでしょうか。、私は経済に関しては素人ですが、景気は益々

          悪くなり、復興事業にも影響が出てくる事も想像できます。観光関連業者等は悲鳴を上げています。

          皆さんが風呂にも入れずにいるのに温泉などもっての外。と考えての事だと思います。それも大いに

          理解出来ます。これは1例に過ぎません。全ての生活行動をこのように制限を与えてしまうと、益々

          済は停滞しまうと思うのです 私達は今後も募金活動や節電等協力できる事は続けますが、旅行も

          し飲食もし、通常の生活をしていくと思います。そうする事は皆さんの御気持ちを考えると多少の抵抗

          感はありますが、がやがては皆さんにとっても必ずプラスになると信じています。   
     

                 皆さん、くじけないで。

町内会 (自冶会)

2011-04-13 17:51:22 | 雑記帳

        リタイアして働きもせずぶらぶらしていた頃、町内会の役員に欠員が出た事で役員を引き受け

       3年目となった。それまでは全く町内会には関心がなかったが、この日本独自の自冶会という地

       味な組織が、広報、防災、防犯、行事等、縁の下の力持ち的だがそれなりに重要な組織と感じる

       ようになった。・・・しかし。

 

        最近こんな事があった。4月は町内会会費の徴収の月である。私が担当地区の組長さんに集金袋

       を渡し、集金を依頼するのであるが、組長さんが「〇〇さん宅では会費を貰えなかった」と言う。

       〇〇さんは最近アパートに引っ越してきた若いカップルである。組長さんが集金に行くと若い男の

       方が町内会に入ると何かメリットがあるのか」と言われたそうである。初めて組長になった方は、

       まさかそんな質問が出るとは思わなかったであろう。日本の何処に住もうが町内会費は払うのが当

       然と、私も何の疑問も持っていなかった。組長さんも気の毒であった。

 

        集金の前に役員は名簿作りの為、新しく引っ越して来た方が居ないか調べ、引っ越して来た方が

       有ると、お名前をお聞きするのであるが、私が〇〇さんを尋ねていった時、きれいな奥さんが居られ、

       名前を聞くと共に、後日組長さんが会費を集金に来る事を告げた。そして「会費は強制では有りません」

       と説明はした。しかし実際に払って貰えないとは思ってもみなかった。

        大震災が起きたばかりである。テレビで連日役所・町内会・ボランティアが懸命に被災者を支えて

       いる映像を見ているはずである。我々の地域では幸い地震の影響はなく、又新聞沙汰になるような事件も

       少なく平和である。平和な時でも活動しているからイザとなった時にお役に立つのである。

       月300円、昨今タバコも買えない金額も払って貰えない情けなさ、なにより自冶会の活動そのものを

       否定されたようで悲しい。