爺々の雑記帳

定年退職後の出来事や思いを書き留める

家の解体②

2011-10-25 19:46:27 | 家の解体

       先ず問題は廃材の処理だ。トラックが入らないので下の駐車場までピストン運搬したければならない。階段なの

      で1輪車も利用できない。業者に頼むと、これまた50~100万はかかるかも知れぬ。

      市に相談して見た。自分でトラックを借りて持ち込んで頂ければ有料だが引き取ると言う。この際一切金を掛けずに

      やってみたい。金は無いが、暇は腐る程有る。

 

       幸いな事に我が家より高台にある隣家が、木の廃材は運んで頂ければいくらでも引き取ると言ってくれた。この家

      はおいしい米を炊く為、近年カマドを新設したという。その薪として利用すると言う。運ぶのは大変だが助かる。

      燃えない物は裁断して燃えない物のゴミ出しの日に少しずつ出せば良い。これで決まった。

 

       先ずDIYに行きブルーシートとバールとチェーンソー(電動の安価な物)を購入した。そして物置として使用

      していた のでストックしていた物を母屋に運びだした。濡れてもよい物は裏の畑に運びブルーシートを被せた。

      いよいよ明日から解体である。自分で出来るだろうか、少し不安が残る。

                                続く


家の解体①

2011-10-25 18:16:05 | 家の解体

                これから家を解体する模様を6ページに分けて紹介したいと思います。

      

      我家の隣には、と言っても軒が重なるように接近している空家がある。現在物置として使用しているが、

     先日の風台風で真っ赤に錆びた屋根のトタンが弧を描くようにめくり上がった。元に戻そうとしたら折れ

     てしまった。

 

      我家は私が小学校に上がる前に建てたものだが、隣の家はその頃から古い家だった。

     築150年以上経っているはずだから無理もない。近年雨漏りが始まっていたが、トタンが折れたことで

     いっそう激しくなるだろう。

 

      床は殆ど腐って利用できなっかったが、数年前テラスを作る要領で床を張った。しかし柱等は殆ど腐り

     宙に浮いている。家全体も傾いている。今思うと3月の東北大地震に良く耐えたと思う。母屋の方も

     風台風で瓦が数枚飛んだので、屋根屋さんに修理をしてもらった時、傾いた家の屋根の修復は可能か見て

     もらったが、トタンを打ち付けている下の板が腐っているので、それから直すと4・50万円掛かるという。

     傾いた家にそんな金をかけても意味がない。そこでこの傾いた家を解体する決心を固めた。

 

      先ずネットで解体費用の相場を調べてみた。我が家も傾いた家も高台に有る。重機が入らない。全部手

     作業で解体する事になる。その場合300万以上は必至らしい。建てるのに300万は惜しくないが、壊す

     のに300万はきつい。自分で壊そう!                          

                                        続く