オリジナルキャラクターが道案内(切目王子)
印南町内にある熊野九十九王子の「切目王子」「中山王子」「斑鳩王子」「叶王子」のオリジナルキャラクターが、Googleマップのストリートビューに現れ、それぞれの王子の道案内している。町内の歴史や文化を分かりやすく伝えるとともに広くPRしようと取り組んでいる有志でつくる伝承文化の会(坂下緋美会長)が企画し、4月から始めたもので「これをきっかけに一人でも多くの人が印南を訪れてくれれば」と期待を寄せている。
同会は、楽しみながら印南の歴史文化にふれてもらえればと、町が新たな町のPRグッズとして昨年4月から配布している町内4王子のカードに描かれているオリジナルキャラクターをより立体的にし、より親しんでもらえるようにと昨年10月にキャラクターの衣裳や面を作り、「ナギくん」(切目)「市ちゃん」(中山)「光ちゃん」(斑鳩)「浜ちゃん」(叶)とニックネームも名付け、有効活用に向けて、面や衣裳を身に着けたキャラクターがGoogleストリートビューを使って4王子を案内する事業を企画し、4月からスタートさせた。
衣裳を身にまとったキャラクターがストリートビューに現れ、4王子までの道のりを案内する仕組みで、迷うことなく王子社を訪問できる。コロナ禍でもあり、以前に比べ王子巡りする人も少ないが「キャラクターがかわいく、コロナが落ち着けば訪れたい」と反響もあり、坂下会長は「4王子を広く周知することで印南町に足を運んでもらえるきっかけになればうれしい。町の活性化につながれば」と話している。
4王子の周知に向けては町観光協会(石橋幸四郎会長)も王子に関する「謎(クイズ)」を解きながら4王子などの観光ポイントを巡る「『印南四王子』謎解き周遊ツアー』」を企画、来年度のツアー開始をめざし取り組みを進めている。
Googleマップは町のホームページから見られる。
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