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日高川町・鳴滝オートキャンプ場が完成、早ければ年内にもオープン 〈2022年11月18日〉

2022年11月18日 08時30分00秒 | 記事


第2鳴滝キャンプ場前に完成したオートキャンプ場


 日高川町が新たな行楽施設として、高津尾の第2鳴滝キャンプ場前に整備していたオートキャンプ場の工事が完了し、早ければ年内にもオープンする。町内唯一の施設となる同キャンプ場は、日高川沿いの風光明媚な景観に位置し、上流の吊り橋を渡った対岸に温泉施設「あやめの湯鳴滝」もあり、大自然の中でオートキャンプを楽しめる施設として利用者らに人気を集めそうだ。

 オートキャンプ場が整備されたのは、高津尾の「きのくに中津荘」上流にある第2鳴滝キャンプ場バンガロー前にあった約1600平方メートルの芝生広場。同所は、旧中津村時代にまちづくり総合支援事業で開発に着手し、日高川町誕生後も5カ年計画で「あやめの里ふれあい地区」として、アヤメ園や駐車場などとともに行楽エリアの一部として整備された場所。
 同芝生を有効活用して行楽客の誘致につなげようとオートキャンプ場の整備を計画。芝生広場内にある池などを埋め、砕石で車両が進入できるような区画整備を施し、1区画約150平方メートルのサイトを8区画確保。うち半分の4区画に電源設備が設けられた。芝生公園にあるトイレ棟をそのまま使用し、炊事場棟は、道を挟んだ第2鳴滝キャンプ場を共同利用する。
 新しいオートキャンプ場も隣接する第2鳴滝キャンプ場を管理する(株)フラット・フィールド・オペレーションズが管理運営。バンガローなどと同様にインターネットだけで予約を受け付ける。利用料金は、繁忙期と閑散期で変動性を取り入れ、4000円から1万1000円程度に設定する。
 施工は、地元の(株)清水=清水達成代表=。事業費は719万4000円(税込み)。


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