現場には、たくさんのどうぶつたちがいます。
今日はその一部を紹介します。
↑「トラ」です。
見ての通り工事現場に欠かせないカラー、
通称「トラ」です。
これはパイプなので「トラパイプ」
ロープだったら「トラロープ」
フェンスだったら「トラフェンス」
かんたんでしょ??
あと、一輪車は「ネコ」といいます。
ネコの手も借りたい・・からなのか?
どうかは分かりませんが、「ネコ」といえば
一輪車です。
あと・・ウマです。
ウマっていったら何だと思います?
ウマにもいろんな種類がありますけど、
一番使うウマは、
脚立の上面が平らになってるやつ!です。
洗車用の踏み台みたいな形したあれ、です。あれを
ウマ呼ばわりしてます。
現場用語を覚えてもしょうがないけどね。
^_^;
今日(土曜日)の現場です。
現在、基礎の鉄筋の配筋作業中です。
この現場では、かなり鉄筋の量が多いため、
鉄筋屋さんの作業量もかなりあります。
そんな作業のなかに、「圧接」(あっせつ)という
鉄筋同士をつなぎ合わせる工種があります。
これは2本の鉄筋の端部を機械でつないで、
ガスバーナーで鉄が溶ける温度まで加熱し、
両側から圧力をかけて1本にくっつける溶接のような
作業です。
↑ガスで接合部を加熱中!
何十メートルも長い鉄筋を運べないし、作業できないので、
そうゆう場合に使う工法です。
鉄筋の作業は、一見誰にでも出来そうに?見えるかもですが、
実はミリ単位のシビアな仕事です。
細かい決まりごとがあって、計算されつくした配筋をします。
↓↓柱と梁の取り合い部分です。
柱の鉄筋の1本1本の位置も、梁の鉄筋の上、下、も、
全部決まりがあっての、この納めです。
ここの現場は、基礎の下半分を、約2週間かけて仕上げます。
役所関係の鉄筋の組立て状況の検査も、3回受けます(基礎だけで!)
来週は、違うネタを提供できるようにがんばります。
昨日は、基礎の鉄筋工事をするための、
「捨てコンクリート」作業をしました。
これは、所定の深さまで掘りが終わった後に、
鉄筋を配筋するための精度を保持できるように、
基礎の底にあたる部分を、コンクリートを水平に
敷き均す作業です。
左官屋さんが表面をレベルを見ながら均します。
現場状況です。
生コンは、「コンクリートポンプ車」
で、水のようにポンプ圧送します。
翌日(今日)は、捨てコンクリートも固まっているため、
朝早くから出勤して、コンクリート上に
基礎の配筋できるように位置を描きます。
「すみだし」といいます。
今朝の現場↓↓
鉄筋を配り始めた状況ですね・・(^_^.)
これが・・・
こうなって
こうなりました・・
まだまだ配筋は続くんですけど、
今日はこんな感じです。
足場屋さんも、入りました。
(廻りに単管で組んであるものは足場です)
監督さんの仕事の一つは、
そんな業者間の調整やら
足場の位置、組み方、材料の検討、搬入手配とかです。
すみだしもそうですが。
今日は早起きしてつらいけど、何時までやるのかな~。
今日は、土についてお勉強したいと思います。
ブログ友達のdeep-southさんからも質問ありましたが、
土にはいろんな種類があるみたいです。
今回、ココの現場では、いい土が出たんですけど、
これ↓↓です
これは、地山(じやま)っていって、
その地で昔からある土のことです。
いじられていない土、みたいな。
地球が生まれてから今まで、そのままの状態の土?
って言うのでしょうかね。
ここでいう地山は、その昔に、この甲府にある荒川が氾濫
した際に堆積した砂と川の石が混ざったような地盤の
ことをいいます。
これは水はけもよくて、さらさらしている土(砂)です。
実際、ココではこの砂を、生コンプラントへ運び込んで
います。石類は原石なので、細かく砕いて砕石に
なります。砕石って言うのは、砂利のことですね、
道路工事とかで舗装の下地になってるやつ!です。
その他の細かい砂はふるいに掛けて、左官用の
砂にしたり、庭に敷いたりする砂に製品化できるので、
プラントでは、いくらかで買い取ってくれるのです。
なかなかこんな土が出る現場にはめぐりあわないの
ですが、今回は当りでした。
ちなみにダンプ1台分500円で買い取ってくれてるそうです。
約300台くらい出しているので、
15万・・
みんなで焼肉1回分でしょうか(^_^;)。
でも、実際儲かるのは、我々でなく、工事を
請け負ったドカタのおっちゃんですね。
土をお金払って処分する予定だった分が
浮くわけですから。
ちなみに地下水位が低いために、
現場はこんな状態です。
(雨じゃないよ(^.^))