彼との出会いは
あるNYデザイナーの
ファッションショーのペアとして出会った
彼はゲイの子で、とても可愛いタイプの子
その後、遊び場などで会うと笑顔で挨拶する程度の仲でした。
彼も日本に慣れてきて。
遊び仲間も共通の友達が何人も出来てきた頃
今度遊ぼうね!なんて会話もする程に
でも、私は。
遊びに行けばどうせ会えるから特に約束はしませんでした
どうせ会えるじゃんまたねと。
ある年末に近づいた日。
また彼と会ったその時は座って少し会話した
彼は28日○○に来て、NYから友達が来ていて(有名なダンサーチーム)
貴方にも紹介するわっ
ダンサーに会いたいと言うより、彼との会話は楽しかったので。
わかったと笑顔で別れた
しかし、いつでも会えると思っていた私は。
肝心の28日はスッカリ忘れていて、
仕事の関連会社の忘年会に2軒はしご参加して、食べて飲んでで。
少し具合も良くないから、帰りたかったのだが
ふと気付くと。彼との待ち合わせ場所に向かうバスに乗っていた
気持も悪いし、バスは混んでいて。
私はふと、どうしてこっちへ向かっているのだろう?
なんて思っていた
乗る時小銭が無く、バスの運転手さんは、
こちらも両替機壊れてるから、今度乗る時2倍払ってくれれば良いよ!
なんて言われ!優しい運転手さんの対応に
いったらいい事あるかも
なんて思い返して待ち合わせたお店に。
実はその時まで、
何でここに来たの?寂しくなって常連に会いに来た?
なんて本当に忘れて居たんだけど、必然と足が向いていた気がします。
そうだ!彼に会いに来たんだと店に入って思い出す
(後で思うと、あの時会えて良かったと思える出来事でした)
彼を探し会いに来たよ!と告げる
来てくれたんだと彼は喜んでくれた
しかし、ホント気持悪く。ごめん飲みすぎ食べすぎ?
で、具合悪いから。帰ると顔を見て少しして伝え
トイレに駆け込む状況情け無し
そんな私に。
彼は、ビィハッピー
貴方は幸せになるから大丈夫だよ
と言ってくれた
私は、、笑顔でごめんねまたね
と別れた。それが私と彼との最後の会話となった。
彼はその何日後この世から居なくなってしまった
後で判ったが、小さな国の本物の王子様だったみたい
その後、優しい王様(彼の父)と会った時、
もっとキチンと話せたら、彼はすばらしい人でしたと言えたら、
良かったのだけど。英語が出てこず
英語ももっと勉強しとけば良かったと後悔した
日本での彼の追悼の会では。
沢山の人が集まっていた
皆に大して。
私に言ってくれたように人の幸せを祈れる優しい人だった
その時痛感した。
日本にそんなに長く居たわけでも無いのに。
これだけの人が彼の追悼に集まる。って凄い事です。
私の中には今でもあの可愛いしぐさが残っています。
彼の死は早すぎたけれど。
私も、死を意識した時こんな風に人に多くを残せる生き方をしたいな
と感じました。
私達に祈ってくれたように。彼が天国で幸せになれますように
と私も、たぶん友達達も皆祈っています
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