コン・モート

九十九里平野からよしなしごとを。

ネーネーズ

2024-03-15 15:31:55 | 日記

これは初代ネーネーズ。

現在は後輩が名前を引き継いでいるようです。

二枚組で、CD1の方はウチナーグチの曲がメイン。

CD2の方は私達が普段使っている言葉が多いです。

沖縄の弾むリズム、8ビートのかっちりと割られたリズムよりゆったりした感じがします。

少し4ビートに近い感じ。

ガチガチのウチナーグチ(沖縄方言)のも良いけど、言葉の意味がストレートに分かる曲も良いです。

勿論、言葉の意味が伝わらなくても、沖縄のリズムはとても心地良いです。

現在所有しているCDの中の曲、どれも良いけど強いて挙げると、「あめりか通り」「バイバイ沖縄」「チャッチャ−」「真夜中のドライバー」「ノーウーマン・ノークライ」「テーゲー」「平和の琉歌」「IWAKU」が良い!

強いてと言いながら、多くなってしまったけれど、他にもいい曲がいっぱいです。


 例えば、「平和の琉歌」サザンの桑田さん作詞作曲、気に入りの歌詞が〜この国が平和だと 誰が決めたの?人の涙も乾かぬうち

に〜全部紹介できませんが、桑田さんが書いたというのがびっくり。

彼を見直しました。

この曲の詞を全部読むと、沖縄にだけ犠牲を強いて来た歴史が伝わります。

沖縄に対しての見方も変わります。

それと「IWAKU」も良いです。

久しぶりに聞いて、涙が出ました。

初代ネーネーズの解散コンサートのラストでも歌われました。

詞も良いけど、メロディーが素晴らしい、メロだけで泣けます。

江戸時代、薩摩藩が琉球王国を滅亡させました。

そのスタートからずっと沖縄は本土から抑圧されていると思います。

政府の言う事を聞かないから、ん千億の補助を打ち切る。

本土の自治体にこんな事はしないと思います。

そもそもが、そこまで抵抗出来る県とか無いでしょうから。

政府の沖縄を見る見方は、太平洋戦争時の対朝鮮半島に対するそれと一緒だと思います。

つまり、同じ日本として見るのではなく、ある意味植民地として見ています。

今の自公政権が続く限り、これは変わらないでしょう。