政府が二日に発表した新型コロナウィルス感染症の診療方針転換について。
東京新聞の今朝の記事から、「本音のコラム」の文芸評論家の斎藤美奈子さんの記事から。
〜この国は過去において国民の目を欺いて来た。「撤退」→「転進」、「全滅」→「玉砕」。
中等症とは、「多くの人にとって、人生で一番苦しい状態、重症は助からないかも知れない状態、そう説明している医師もいる。
政府の発表を変換すると、「危篤に近い状態にある方以外は、死ぬほど苦しくても自宅放置、症状が悪くなっても入院できるとは
限りません。」
いわば政府のお手上げ宣言、国民の命は守れないと公言したに等しい。
翌日の新聞、各紙がこのネタをトップ記事にしている中、産経は五輪ネタ、朝日は高齢者2回接種75%。両紙は新聞と名乗るはもう
止めれば?〜
以上が要約ですが、私も政府の方針転換は「放棄」に等しいと思います。つまり、国民の命は守れないと宣言したのと同義です。「療
養」などではなく、医療放棄だと思います。もう面倒見きれないよ!そう言っているに等しいです。政府が今までにやらねばならなか
った事はサボり、一途にオリンピックに邁進した結果がこれです。現在の状態を見通せなかったとしたら頭が悪いのだし、見通してい
たのに何もしなかったとすれば、それは何をか言わんやです。
しかしこんな菅政権・自公与党を作り上げた多くの責任は私達にあります。賄賂を貰っても、不祥事を起こしても選挙では負けない。
そこを心配する必要がなければ、誰が国民の方を見て政治をやるでしょうか?
現状は、自公独裁政治に等しいと思います。それも私達の投票行動が引き起こした結果です。
もうこうなると、自己防衛するしかないか・・・