見事な、最期でした。
9月3日、早朝3時過ぎ、私のお布団で立ちっぱなしだったボクが2回立て続けに水を飲みに行く。
車庫の見える方の玄関に向かって歩き出す。（私も付いて行く）
上がり框の一歩手前で立ち止まり、車庫の方を凝視したその時、
四肢が同時に、斜め四方に静かに開き始め床に大の字に。
一言も発すること無く、静かな、最期でした。
気丈な・凛とした・COOLなクマらしい最期でした。
10年間1日も欠かさず（日に最低3回、時には4・5回）散歩していた、
庭だった公園にて。
クマ、3ヶ月～4歳頃まで。
クマの最期に立ち会い、自分の最期もカクありたい・・と思いました。
信州の家ではいっぱいバリアフリーの工事をしてきましまが、三宅島での第１号はクマ兄ちゃん用のこれでした。
死の3日程前から直前まで《絶対に横にならない主義》《眠らない主義》をつらぬき、
みかねたパパが寝付かせようと車に誘うも、わずかな時間横になって眠ってくれるもののすぐに立ち上がる。の、繰り返しで、ある時は夜中に数時間、又10時間程走り続けたことも。（長野往復）
そんな気丈なボクなのでスロープは必要無かったんだけど・・・・
最初、渡ってくれず反対側の石段の方に行こうとし、パパが渡る手本をみせて初めて渡るありさま。パパ信用されていない？
たった2日程で取り払われたスロープでした。
クマ兄ちゃんのお墓が白くてきれいなので、左側の猫ちゃんとブレンディちゃんのお墓も浜からサンゴのカケラを拾って来てリニューアルしました。（居間の窓から撮影）
紅葉の中、延々と散歩したことも。
