クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

ニホンアカガエルの卵塊を確認 2月28日

2023年03月03日 | 三ツ堀里山自然園
三ツ堀里山自然園に1月26日ニホンアカガエルが産卵しているか見に来たの
ですが、卵は見当たりませんでした。
2月28日に三ツ堀里山自然園を再訪しました。ふゆみず田んぼの立て札が
設置されている田んぼのすぐそばに、セグロセキレイとツグミがいるのが
観察できました。

 水の張られた田んぼ

 ふゆみず田んぼの立札

 セグロセキレイ

 ツグミ

田んぼには水が張られており、多数のニホンアカガエルの卵塊が見られました。
到着した時の気温を15.8℃でしたが、卵のあった田んぼの水温を測ると19.6℃
でした。
この他水路にも多数のニホンアカガエルの卵があるのが確認できました。
印象では昨年よりはるかに多い卵塊の数のようでした。

 アカガエル卵塊






この日見た鳥は、スズメ、アオジ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ムクドリ、
ヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、コジュケイ、コガモ、アオサギ、キジ
などでした。

 アオジ

 シジュウカラ

 コガモ

 アオサギ

昆虫は、ベニシジミ?、キタテハ、ルリタテハ、コガタルリハムシなどが
見られましたが、撮影はほとんどできませんでした。

 キタテハ

 コガタルリハムシ

花は、ホトケノザ、ナズナ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどが
見られました。

 ホトケノザ

 ヒメオドリコソウ

また、ニワトコは芽吹いていました。

 ニワトコ芽吹き

カシノナガキクイムシの食害を受けていると思われるコナラなどの木が
多数見られました。以前訪れた時より爆発的に広がってしまったようです。

 カシノナガキクイムシの孔

 陽当たりの良い場所にあった木の状況


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ニホンアカガエルの卵塊があった

2022年02月20日 | 三ツ堀里山自然園
2月6日に一度、三ツ堀里山自然園にニホンアカガエルの卵塊があるか確認に行ったが、
この時は、まだ、卵塊はなかった。

この後、2月10日、13日に雪が降ったのでアカガエルの産卵があったのではと思い
2月17日再度ここを訪れた。
歩き始めると、雪ダルマの残骸らしい雪玉が何か所かに残っていた。
雪だるまの残骸
ホトケノザ花
三ツ堀で行きの南側のルートではニホンアカガエルの卵塊は確認できなかったが、
帰りの北側のルートで卵塊6個を確認できた。
ニホンアカガエル卵塊




卵塊をカウントして歩いていると、ご夫婦がおられ、どうもアカガエルの卵塊を探しておられる
ようなので、こちらにありますよと案内して差し上げた。
ご婦人からは、これが卵ですか、私たちだけでは分からなかったと思いますとお礼を言われた。
(「今年も産卵してくれたんだ。」という気持ちを分かち合いたかったので声をかけさせていただ
いただけで、感謝されるとは。)
卵塊の写真を撮影するご婦人

この日確認できた鳥は、スズメ、アオジ、シジュウカラ、メジロ、エナガ、ジョウビタキ、コゲラ(鳴き声のみ)、
モズ、ツグミ、シロハラ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、ダイサギ、アオサギなどだった。
メジロ
エナガたち

エナガ

頭の禿げたエナガ
ジョウビタキ
モズ
ツグミ
ダイサギ
アオサギ

林の中でシロハラが枝に止まっているのを見つけて、しばらく見ていると地表に降りて採餌を始めた。
シロハラとまり

シロハラ採餌
また、園内のカシノナガキクイムシに穿孔されているコナラの写真も撮影した。結構フラスが根元に
溜まっているような箇所も見られた。今後の被害の広がりが心配だ。
根元のフラス
カシノナガキクイムシ?が穿孔

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三ツ堀里山自然園をゆっくり歩く 4月11日

2021年04月29日 | 三ツ堀里山自然園
今更だが、20日くらい前のことを載せる。途中まで書いて放置していた内容だ。
4月11日妻と一緒に三ツ堀里山自然園を訪れた。
到着すると駐車場近くの八重桜が満開だった。ザリガニ釣りに訪れた親子などを見かけた。

今回の目的の一つは、アカガエルのオタマジャクシを確認することだった。奥の池でそれらしいオタマジャクシが
いるのを見ることができた。
アカガエル?オタマジャクシ
昆虫は、ツマキチョウ雄2頭を初認したのだが、撮影はできなかった。そのかわり、コミスジ1頭を初認、撮影する
ことができたのが印象に残っている。
コミスジ初認
また、ヨコヅナサシガメ2匹が脱皮しているのを間近で見ることができた。1匹は脱皮の途中で死んでいるのではないか
と思ったのだが、しばらくすると脱皮が進んでおり、生きていることがわかった。
ヨコヅナサシガメ脱皮
そのほか今の私では同定できないようなハエの仲間、コナラの幹で何の卵か分からないものなどを見つけた。
また、ここのクワでもクワエダシャクの幼虫1匹を見ることができた。
クワエダシャク
昆虫は、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツマキチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、コミスジ、
ヒメウラナミジャノメ、モンシロドクガ(幼虫)、クワエダシャク(幼虫)、キタテハ、ナミテントウ、
コガタルリハムシ(幼虫)、ナガメ、ヨコヅナサシガメ、チビタマムシの仲間、オツネントンボなどが確認できた。
ヒメウラナミジャノメ
ホソミオツネントンボ
ヤマトシギアブ
コガタルリハムシ幼虫
ナガメ
鳥は、スズメ、メジロ、ホオジロ、シジュウカラ、ウグイス(鳴声)、コゲラ、ヒヨドリ、コジュケイ(鳴声)、
アオサギなどが確認できた。
コゲラ
蜘蛛は、ゴミグモ、オニグモ(越冬中?)などが確認できた。
ゴミグモ
木に付けられたプレートの裏側の木の幹で越冬中のオニグモを発見した。
オニグモ
花がみられた植物は、オオイヌノフグリ、ノヂシャ、ツボスミレ、カキドウシ、ヤエムグラ、ヒメオドリコソウ、
ムラサキサギゴケ、セイヨウタンポポ、カントウタンポポ、ヤブニンジン、ジュウニヒトエ、ムラサキケマン、
ケキツネノボタン、ハルジオン、ウラシマソウ、ホウチャクソウ、モッコク、キブシ、クワ、ウグイスカグラ、
コナラ、クヌギなどだった。
ツボスミレ(ニョイスミレ)
ヒメオドリコソウ
ムラサキサギゴケ?
ヤブニンジン
ヤブニンジン花
ヤブニンジン種子
ジュウニヒトエ
ムラサキケマン花
ウラシマソウ
モッコク花
キブシ
キブシ花拡大
ウグイスカグラ花と実
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やっとアカガエル卵塊とゴマダラチョウ幼虫を確認

2021年02月19日 | 三ツ堀里山自然園
2月16日再度、三ツ堀里山自然園に出かけた。
体調不良だったが①2月15日に雨が降ったのでニホンアカガエルが産卵した可能性が
あること、②ゴマダラチョウ幼虫を探しに再挑戦したかったので、ここを再度訪れた。

園内の途中で、「三ツ堀里山自然園を守る会」の方2名が、来園者1名にアカガエルの
卵塊について説明されている場所に行き会った。
そこの浅い水場には10個程度の卵塊があった。話しに加わり、守る会の人に尋ねると、
やはり、昨日から本日にかけて産卵したことがわかった。その方の話によれば園内で
33個の卵塊を確認したとのことだった。私は、その後違う場所も回ってみたが、探し
方が悪いのか全部で22個の卵塊しか確認できなかった。
アカガエル卵塊
同上
同上
アカガエル卵塊探しの後は、エノキの根元付近に堆積している落ち葉の中の宝探し
をした。
この間(2月12日)アカボシゴマダラ幼虫を確認した場所(印を付けていた)を
探したがアカボシゴマダラ幼虫は、見つからず、今度は、ゴマダラチョウの幼虫
らしい1個体を見つけた。この幼虫を撮影後、元の状態に戻し、落ち葉をかけておいた。
ゴマダラチョウ幼虫

また、モッコクの木に網をはっているゴミグモを観察することができた。
ゴミグモ
今回、確認した鳥は、前回よりも、少なく、スズメ、メジロ、アオジ、ホオジロ、
シジュウカラ、ジョウビタキ、シメ、モズ、コゲラ、ツグミ、ヒヨドリ、キジバト、
カケス(鳴声)、アオサギ、コガモなどだった。
ホオジロ
ジョウビタキ
アオサギ
コガモ
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越冬昆虫を確認に行きトラツグミと会う

2021年02月16日 | 三ツ堀里山自然園
三ツ堀里山自然園に2月12日に出かけた。昆虫の越冬とアカガエルの産卵が
あったかを確認に出かけた。

初っぱなに、水路にタシギ2羽がいるのを確認したが、撮影できなかった。
次に、アオジ、トラツグミが飛び立ったが、幸いトラツグミは近くの枝にとまったので
撮影することができた。トラツグミは枝にとまった後、地面に降りてしばらく採餌していた。
トラツグミ
トラツグミ
トラツグミ
トラツグミ採餌

途中でここを管理している団体の方にあったので、既にアカガエルが産卵している
か聞いたところ、このところ注意して見回っているが産卵はしていないとのことだった。
私も探したが、卵塊は見つからなかった。やはり、雨が降っていないから産卵して
いないようである。
鳥は、スズメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、カシラダカ、ジョウビタキ、ウグイス、
エナガ、シメ、モズ、ムクドリ、コゲラ、アカゲラ(鳴声)、ヒヨドリ、ツグミ、
トラツグミ、キジバト、カケス、ハシブトガラス、タシギ、アオサギ、ダイサギ、
コガモなどが確認できた。
カシラダカ
ジョウビタキ
ウグイス
ウグイス
シメ
コゲラ
コガモ

前回(1月7日)訪れた時確認できたニワトコヒゲナガアブラムシは見られなかった。
今回は、ゴマダラチョウの越冬幼虫を探そうと、あちこちのエノキの木の下のエノキの
落ち葉をひっくり返して探した。
やっと、幼虫がいたので喜んで撮影していたのだが、何か変だった。どうも、
アカボシゴマダラの幼虫のようだ。アカボシゴマダラの幼虫は木について越冬するもの
が多いと思っていたのだが・・・
アカボシゴマダラ幼虫
(現場で撮影用のシートに載せて撮影)
アカボシゴマダラ幼虫
アカボシゴマダラ幼虫


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