さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

「デジもの貧乏」になりかけている男。

2008年09月16日 03時10分33秒 | いろいろ
リーマンブラザーズが破たんしてしまいましたね。
ベアスターンズ、フレディマック、ファニーメイ、メリルリンチ、AIGと
この半年でアメリカでは金融機関の破たん、合併、救済が続きましたね。
自分が就職活動していた1997年も、みなさんの記憶に新しいかと思いますが、
北海道拓殖銀行、三洋証券、山一証券と毎週のように
金融機関の破たんが続いた秋でした。

バブルが完全に弾けた頃に大学に進学し、
「4年経てば、なんとかなるんじゃないの?」と思いながら、
学生生活を送っていてたら、1995年の阪神大震災に地下鉄サリン事件と
社会を根底から揺るがす大事件・事故が起こり、
卒業する頃に、さらに、日本の経済的な敗北を決定づけるような
どん底の未曾有の金融恐慌。
「日本って、これからどうなってしまうんだろう?」
と思ったものでした。


そんなわけで、画像は、歴代携帯電話達。

結局、今年の夏は、「デジもの買換え2連発」の夏でした。
6月末のパソコン故障に加え、7月の携帯電話水没。
パソコンのほうは、まあ、寿命だと思えば、納得できましたが、
携帯電話は、どうしても買い換えに未練が残りました。
と、いうのも!、歴代携帯電話の中で、一番、使用期間が短いのです。

…さてさて、みなさんは、過去の携帯電話に、どんな思い出が残っているでしょうか?。


初めて買った携帯電話は富士通DP-123。東京デジタルホン時代の1996年7月のことでした。
実家に1か月ほど帰ることになり、すでにゲイの友達が何人かいたために、
連絡を取り合うために買ったのがきっかけでした。
この機種がこれまでで最長の3年使用したんだったかな。

2代目は、シャープSH01Ⅱ。1999年だったかな、
藤原紀香効果で絶好調だったJ-PHONEブランド時代の一台。
買換えキャンペーンで、藤原紀香CM使用モデルと書かれていたコピーで決めました。
スカイメロディ、スカイウェブなど、音声以外の通信サービスの黎明期で、
すんごく苦労して、ニュースや天気情報を表示させても、
大した内容でないことにガッカリだったのを覚えています(それは今も同じか?)。

3代目は、ケンウッドJ-K03。2000年10月だったかな。
iモードのカラー化を追いかけるように、
J-PHONEでも、インターネットサービスが充実しはじめた時期ですね。
ただ、自分は「携帯電話で口座振込」なんか、まだまだ馬鹿にしていた頃でした。
液晶画面が初のカラー!、そして本体裏側に、使用場所の状況に応じて
自分で音質を調節するボタンが付いていました。
デザインも、液晶部分からボタン部分へ
緩やかな曲線を描き、全体として、グラマラスなボディ。
紀香モデルがイマイチ不調で、1年ちょっとで買い替えた前モデルと違い、
持っていてとても心地の良い一台でした。

4代目は、同じくケンウッドJ-K51。
2002年2~3月の話だったかな。
すでに写メールがヒットし、J-PHONEの他の機種にも
普及が始まっていて、自分も、この機種が初めてのカメラ付携帯。
ステレオスピーカー搭載で、着メロも含め、音質はよかったと記憶してますが、
ただし、「初めて!」という感動を打ち消して余りある悪い画質。
でも、このカメラ付き携帯電話で初めて撮った男の顔と場所を、
いまでも覚えています。

5代目は、東芝J-T08。買い換えた時に、石原軍団が
JR新宿駅前で東京都知事選挙の応援演説をしていたので、
おそらく2003年の春でしょう。
モノのデザインや機能のこだわりに異常な男がいて、
「東芝!東芝!」と叫んでいたので、影響されて買った一台です。
液晶もTFT液晶だの、QVGA表示だの、めちゃくちゃきれいで、
アプリケーションも、メールの機能だとか電話帳との連携だとか、
ケンウッドのものとは、比べ物にならない操作性で、
携帯電話のインターネットサイトの掲示板で男を探したり、
サブアドレスを使って遊びまくるのには、充分な性能でした。

このころから、携帯カメラのだんだん性能が良くなってきて、
31万画素CCDカメラで、フラッシュライトも搭載していましたが、
外部メモリなどのスロットがないために、
自分の撮った画像をPCで見たり、プリントしたい時の不自由さを
感じ始めた一台でした。

6代目は、シャープV-602SH。
ボーダフォン絶不調時代の2004年の6月か7月の頃だったかな。
J-PHONE時代に「着メロ」で先行していたはずなのに、
ボーダフォン時代は端末のサービス開発が停滞していた時代ですね。
auが先行していた「着うた」にやっと対応したり、
「Vカラ」とかいう、携帯でカラオケをする機能が付いたり、
迷走ぎみの機能に不安を覚えたのですが、
サービスに期待できないボーダフォンにおいては、
SHのカメラ機能は他社端末くらべ、唯一先進的でした。
202万画素CCDに光学2倍ズーム!SDカードスロットも装備。
このブログを始めた頃は、この携帯電話でブログ画像をアップしていました。
また旅行しながら携帯電話でブログ更新を始めたのも、この機種でした。


7代目は、シャープVodafone903SH。2005年9月頃だったかな。
カメラの機能が不調で、買い換えたこの機種は、自分として初の第3世代。
ボーダフォンの戦略でメールソフトなどの行き過ぎた世界共通化から、幾分か修正された始めたころ。
320万画素光学2倍ズームカメラに、QVGAモバイルASV液晶画面。GSMにも対応。
SDカードからミニSDカードに、そしてメモリの容量もアップし、
言うことないくらい、活躍してくれた、1台でした。

カメラの画質はとってもよく、おいしいものは、より、おいしく。
おいしくないものも、おいしく映ってくれました。
初めて海外でブログを更新もしたのですが、これも、カメラ機能が使えなくなり、
あえなく買い替えとなりましたが、8代目が水没したあとも、緊急回避で、
この端末にSIMカードを差して使っていました。

8代目はシャープ910SH。2007年10月のことでした。
ボーダフォンが2006年4月、ソフトバンクに日本の携帯電話事業を売却し、
ナンバーポータビリティ制度導入後、携帯業界の環境ガラッと変わり、
1年が経ち、騒ぎも落ち着き始めた去年の今頃のことです。
スーパーボーナス(分割払い)+ホワイトプラン(割安な料金プラン)で購入したこの携帯電話。
GSMには対応せず、すでに主流になりつつあったワンセグチューナーもついていませんでしたが、
510万画素3倍光学ズームCCDカメラという突出したカメラ性能と
発売から1年以上経過して割安な価格になっていたことが決め手でした。

でも、カメラ性能が良すぎたのか、手ぶれしたり、ちょっと暗いところだとフォーカスが合わなかったり、
水没する最後まで、カメラ性能を自分のものにすることができなかったかもしれません。
そして、結局、これまでの端末で最短の11か月で買い替えることになりました。



さてさて、今週、買い換えた携帯電話は、
カメラ性能はCCDからCMOSと少し劣りますが、500万画素カメラオートフォーカス。
GPS機能搭載でナビにも使えるし、GMS対応で海外でもブログ更新できるし、
何といっても、ワンセグ機能がうれしいです。ブログ更新中も、ノートPCの傍らで「ながら視聴」でき、
通勤の行き帰りも楽しみだし、これで地デジ対策は、もう充分じゃないか!。
テレビ買い替えなんて、もったいない!ぐらいの気分です。

ただ気になったのは、卓上ホルダーが付いてないのは承知でしたが、
ACアダプターも付属してないのにはびっくり!。
イヤホンなども付属してないので、
このまま電車内でワンセグを見たら、ただの迷惑客です。

前の機種は、約2000円×15か月支払が、まるまる残り、
この「全部入り」の新しいAQUOSケータイは、スーパーボーナスの特別割引に、
溜まったポイントの割引を使ったとしても、
10ヵ月後から、これもまた実質約2000円×17か月の支払いが始まります。
三重の分割払いは組めないらしいから、これ以上、携帯電話を壊すわけにはいきません!
アメリカの金融危機並みの綱渡り状態です。

…そうか、ダブルの支払いになるのは、来年の6~11月だけか。
「デジもの貧乏」になりつつある自分にとっては、、すこしホッとしてしまいました。
次の休みの日には、ヨドバシカメラでパソコン買ったときのポイントで
イヤホンマイクを買ってきましょうかね。