KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

2016ボリビアの旅 #15-旅はなかなか終わらない!?

2016年08月06日 | 海外
Day15~ 2016.8.4-6
ラパス19:10-サンタ・クルーズ(ボリビア)21:00~22:00-マイアミ5:00~14:20(8/5)-L.A16:30~18:30-羽田22:30(8/6)
 
 朝3時に頼んでおいた迎えのタクシーが来て、エル・アルト国際空港へ。
 
 さぁ、これからまた日本までの長旅だ。と思ったら、いきなりのハプニング!
 何とアメリカン・エアラインズが遅延とのこと。
 急遽、向こうの全額負担でラパスの最高級五つ星ホテル「Casa Grande」のスイート・ルームで午後2時半まで待機することに。
 
 中に入ってビックリ!
 ベッドは大人3人が寝れそうなキングサイズ。足が十分伸ばせるバスタブがあり、さっそく熱々のお湯を張って二週間の汗と埃を洗い流す。
 もちろん、朝食&ランチ付き。
 ネットで調べてみたら16,000円/泊~となっていたが、これまで泊まっていたアウストリアがドミトリー600円/泊、シングル・プレミアムで1,200円/泊。
 まさにそれまでの貧しい庶民が一夜明けたらリッチマンになったようで、漫画「カイジ」を地で行くよう。
 人生・大どんでん返しで、夢でも見ているような気分だった。

 
 
 おそらくこちらの物価から換算すると日本だったら間違いなく一泊3~5万円はするような部屋で、もしかすると自分の生涯で泊まったホテルの中で一番ゴージャスだったかも?
 往きの飛行機も向こうの手違いで、ただのエコノミーがプレミアム・シートになったし、何だか今回の旅は中身は疲れたが、その分初めと終わりが実にラッキーだ。
 
 結局、風呂には二回入り、朝食のデザートのケーキも食べれるだけ食べて、フカフカのベッドで午後まで爆睡。
 再びエル・アルト空港へ出向き、ようやく帰りの便となる。
 最後にちょっとした自分の勘違いで息子へのお土産のシンガニ没収という憂き目に遭ったが、まぁ身体も元気、大きなトラブルもなく、旅全体としてはノー・プロブレムだ。
 
 その後、長い空とトランジットの旅が続く。
 サンタ・クルーズ~マイアミ間は痛み出した歯のせいで、ほとんど眠れず。
 虫歯なのか、気圧と疲れのせいなのか、辛い。
 
 マイアミには翌日未明に到着。
 次の便までのトランジットが半日以上あるので、航空会社から空港内の全てのレストランで使える朝食券を渡される。
 完全に野菜不足なのでサラダとケーキを頼むが、どちらもアメリカン・サイズでサラダだけで腹一杯。
 しかし、この空港ビル内にもコーヒー・ショップは沢山あるが、なぜかスタバだけ行列ができている。
 スタバだけがそんなに特別に旨いとは思えないのだが。

 
 
 マイアミでの待ち時間の間は、それまでの歯の痛みによる寝不足のため死んだように眠る。
 旅も終わり気が抜けたのか、起きた後も何だかフラフラするので、頼みの綱のレッドブルを購入。
 何とレギュラー缶(250ml)で約500円もするのには驚いたが、おかげでようやくシャキッと回復してきた。
 ケニアの時もそうだったが、身体が弱っている時はやはりレッドブルとカップ麺が頼りになる。

 
 
 次のトランジットであるLAでは、手続きの行列の中でNBA選手風の黒人二人組としばらく一緒になる。
 間近で見ると、とにかく身体のサイズがパーツごとに馬鹿デカく、とても同じ人類とは思えない。
 まぁ彼らにしてみれば、日本人がなぜこんなに小動物なんだろうと不思議に思っているだろうが。
 
 空港でしか見ていないが、やはり同じアメリカでもLAとマイアミでは随分雰囲気が違う。
 やはりLAは行きかう人たちもスタイリッシュというか、都会っぽい。
 次の旅はやっぱアメリカかな。ルート66をハーレーで走りたい。早くもそんな妄想を描いている。
 
 最後のLA-羽田間はJALの便。
 機内食も次第に日本風になってきて、いよいよ帰ってきたなという感を強くする。

 

 映画は日本でも現在上映中の韓国映画「ヒマラヤ-地上8,000mの絆」とアメリカ映画の「アロハ」という作品を観る。
 前者の方はうーん、映画館でお金出さないで見れて良かったといった感じ。☆★
 後者の方はハワイの雰囲気は良かったが、主人公の旦那がモテ過ぎでしょ、といった印象。☆☆

 
 
 で、ようやくネットリと暑い日本に到着。
 空気の濃さを改めて実感して、旅は終わった。


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