日程:2016年2月10日(祝) 単独
天候:一時
行程:足柄駅8:40-金時山11:40~50-明神岳14:30~15:00-明星岳16:20-塔ノ峰-箱根湯本18:40
年が明けてから膝もだいぶ良くなってきたのだが、調子に乗ってジムでボルダーなどやっていたら、またまた痛みがブリ返してしまった。
そんなわけで当初、八ヶ岳だった計画を思いっきり下方修正して、金時山へのリハビリ登山とした。
そんなわけで当初、八ヶ岳だった計画を思いっきり下方修正して、金時山へのリハビリ登山とした。
コースは御殿場線の「足柄」駅から。四季を通じてハイカーに人気の金時山だが、なぜか北側の足柄駅から登る者は少ない。
本日もここから登るのは自分だけのようだ。(まぁ静かでいいけどね。)
本日もここから登るのは自分だけのようだ。(まぁ静かでいいけどね。)
駅前の金太郎像に挨拶してから出発。
しかし、本日は出だしから絶不調。電車に乗っている時は何ともなかったが、歩き始めると膝と腰がかなり痛い。
しかし、本日は出だしから絶不調。電車に乗っている時は何ともなかったが、歩き始めると膝と腰がかなり痛い。
しばらく立ち止まったりして、だましだまし進む。10分も歩かないうちに「今日はもうやめて帰ろうか」と思い始める。
それでも何とか車道を歩き通し、登山道へ入っていく。
幸い山道に入ってからは少しずつ足腰もほぐれてきて、徐々に痛みも引いていった。でもペースは上がらない。
今シーズンは金時山も雪は少なく、夏のハイキングとそれほど大差ない。
でも振り返れば背後の富士山は真っ白。
本日は無風快晴、一片の雪煙も見えずくっきりと美しい。冬富士に登るには絶好のチャンスの日だ。
ちょうど一年前の冬にはあの頂上まで一人で登ったというのに、今はその1/3ほどの高さの金時山で膝の痛みに苦しんでいるとは・・・。何とも情けない。
それでも何とか車道を歩き通し、登山道へ入っていく。
幸い山道に入ってからは少しずつ足腰もほぐれてきて、徐々に痛みも引いていった。でもペースは上がらない。
今シーズンは金時山も雪は少なく、夏のハイキングとそれほど大差ない。
でも振り返れば背後の富士山は真っ白。
本日は無風快晴、一片の雪煙も見えずくっきりと美しい。冬富士に登るには絶好のチャンスの日だ。
ちょうど一年前の冬にはあの頂上まで一人で登ったというのに、今はその1/3ほどの高さの金時山で膝の痛みに苦しんでいるとは・・・。何とも情けない。
登り始めて2時間ほどで足柄峠からの合流点に到着。そこからは他の登山者に混ざって、思い思いのペースで山頂を目指す。
最後のキツい登りを終え、ようやく頂上へ。
塔ノ岳の混雑が嫌でわざわざこちらを選んだのだが、やはりここ金時山も人は多い。既に腰を降ろせるスペースはほとんど無い。
最後のキツい登りを終え、ようやく頂上へ。
塔ノ岳の混雑が嫌でわざわざこちらを選んだのだが、やはりここ金時山も人は多い。既に腰を降ろせるスペースはほとんど無い。
金時茶屋も盛況のようで、この前来た時にはやけに機嫌の悪かったオババの姿も今は見えない。
とにかく落ち着く場所が無いので、さっさと頂上を後にする。
とにかく落ち着く場所が無いので、さっさと頂上を後にする。
← 金時山と金時父娘の説明(クリックして拡大)
登ってきた北側斜面は所々凍っていたが、頂上を越え南面に出ると途端に道は泥のぬかるみとなった。
ほとんどの登山者は金時山止まりでこの先、縦走者はグッと減る。
登ってきた北側斜面は所々凍っていたが、頂上を越え南面に出ると途端に道は泥のぬかるみとなった。
ほとんどの登山者は金時山止まりでこの先、縦走者はグッと減る。
鞍部へ下っていくと、道の前方になぜか山には不釣合いのビーチパラソルが。
以前から無人の小屋があるのは知っていたが、いつの間にか地元の夫婦が営業をし始めたようである。
でも、このビーチパラソル、何とかなりませんかね。かなり違和感が・・・(^^;)
以前から無人の小屋があるのは知っていたが、いつの間にか地元の夫婦が営業をし始めたようである。
でも、このビーチパラソル、何とかなりませんかね。かなり違和感が・・・(^^;)
そこから明神岳へはタラタラとした登りがしつこく続く。
雪の重みで両脇の笹がアーチ状に覆いかぶさっており、掻き分けて行くのに苦労する。小さいものはトラップとなって何度か足を引っかけて転びそうになった。
雪の重みで両脇の笹がアーチ状に覆いかぶさっており、掻き分けて行くのに苦労する。小さいものはトラップとなって何度か足を引っかけて転びそうになった。
時折、反対側から登山者がやってくる。
やがてトレイルの延長のような長く伸びた明神岳の山頂に到着。
そこから次の明星岳へ少し下った辺りは、相模湾が一望に望める絶景ポイント。
午後の時間だと陽射しが眩しく海岸線も霞んでしまっているが、いつかここで一夜を過ごし夜景から日の出まで写真を撮ってみたいと思う。
ふだん日帰りの山だと簡単な行動食だけで済ませてしまうが、今日はゆっくするつもりでわざわざEPIとカップ麺を持ってきた。
右に箱根の山々、左に湘南の海を見下ろしながら食べるカップ麺はなかなか贅沢である。
やがてトレイルの延長のような長く伸びた明神岳の山頂に到着。
そこから次の明星岳へ少し下った辺りは、相模湾が一望に望める絶景ポイント。
午後の時間だと陽射しが眩しく海岸線も霞んでしまっているが、いつかここで一夜を過ごし夜景から日の出まで写真を撮ってみたいと思う。
ふだん日帰りの山だと簡単な行動食だけで済ませてしまうが、今日はゆっくするつもりでわざわざEPIとカップ麺を持ってきた。
右に箱根の山々、左に湘南の海を見下ろしながら食べるカップ麺はなかなか贅沢である。
その後、明星岳へと進むが、やはり足が本調子ではなく、時間もけっこう押してきた。
途中断念して宮城野方面へエスケープしてもよかったが、ここまで来たら何とか頑張って箱根湯本まで完歩したい。
途中断念して宮城野方面へエスケープしてもよかったが、ここまで来たら何とか頑張って箱根湯本まで完歩したい。
塔ノ峰から先で、ついに夕暮れとなり、ヘッデンを出す。
これまで何度も日帰りで歩いているコースだが、ここまで遅くなったことはあっただろうか。
やはり完全復活まではまだ遠い。
これまで何度も日帰りで歩いているコースだが、ここまで遅くなったことはあっただろうか。
やはり完全復活まではまだ遠い。
辺りが暗くなってくると、たちまち周辺で猪が動き始める。
至近距離の藪から荒い鼻息が聞こえるとかなり怖いが、こちらも犬の唸り声を真似して応戦。
そんなことを繰り返し、何とか場を切り抜けて歩道に出た時はホッとした。
至近距離の藪から荒い鼻息が聞こえるとかなり怖いが、こちらも犬の唸り声を真似して応戦。
そんなことを繰り返し、何とか場を切り抜けて歩道に出た時はホッとした。
すっかり暗くなって箱根湯本駅に到着。
最後の下りは足腰に来てヘロヘロになってしまったが、とりあえず途中エスケープしないで何とか歩くことができたので満足。
本格復帰はまだ先で、しばらくはこうしたハイキングと簡単な外岩でリハビリを続けていくつもりである。
最後の下りは足腰に来てヘロヘロになってしまったが、とりあえず途中エスケープしないで何とか歩くことができたので満足。
本格復帰はまだ先で、しばらくはこうしたハイキングと簡単な外岩でリハビリを続けていくつもりである。
これでも一時期よりだいぶマシになりました。
さすがに走るのは控えてますが、日帰りクライミングや低山ハイクならだましだまし行けるのでありがたいことです。
二月は誘われていた雪山も迷惑をかけそうなので断ってしまいましたが、調子が良ければ三月の連休は単独リハビリ山行を予定しています。
膝、中々良くなりませんね。
身体の声に耳を傾けて、無理せず粘り強く
リハビリを続けてください。