このところモチも下降気味なので、少しでも気持ちをアゲておこうとモンベルのスライド・トークショーに参加してきた。
1/25 鈴木英貴氏@モンベル渋谷店
日本のフリークライミング創世記を一早く本場アメリカに暮らして実践してきた鈴木氏。
特に約束していたわけでもなかったが、入口の所でバッタリjuqcho氏と出会い、二人して席に並んだ。
特に約束していたわけでもなかったが、入口の所でバッタリjuqcho氏と出会い、二人して席に並んだ。
しかし、これまで雑誌などで拝見した鈴木氏は何となく眼鏡をかけて長髪、痩せぎすの体躯、いかにも70~80年代のクライミング・バム的(失礼な言い方をすればヒッピー風)のイメージを勝手に抱いていたのだが、現れたのは角ばった顔のフツウのおじさん。
「えっ?この人が・・・?」
何となく渥美清と片岡鶴太郎を足してキリッとさせた感じの和風の面立ちで、少々面食らってしまった。
勝手なイメージ、たいへん申し訳ありません m(_ _)m
「えっ?この人が・・・?」
何となく渥美清と片岡鶴太郎を足してキリッとさせた感じの和風の面立ちで、少々面食らってしまった。
勝手なイメージ、たいへん申し訳ありません m(_ _)m
内容としてはアメリカのヨセミテから始まり、ジョシュアツリーでのクライミングやビショップでのボルダリング、さらにはヨーロッパではフランス・シャモニーやセユーズ、スペインでのクライミングなど。
中でもコロラドのロングスピークやワイオミングのデビルスタワーはそのうち自分でも行きたいと思っているので興味深かったし、見覚えのあるシャモニーの町や山々の写真は自分たちの昨夏の記憶を蘇らせてくれた。
注)右の写真は同行した時のクリス・シャルマ
最後は質問コーナー。
正直、フツウの日本人から見たら自由過ぎるこの人の生き方に経済的な不安とその対応をどうしてきたか細かく聞きたかったが、この場でそういった質問をするのはあまりに無粋なので自主規制。
おそらく「あれこれ考える前にまず行動を」といった鈴木氏の言葉がその答えであり、そういった生き方を実践してきた氏を見て何とも羨ましく思った。
中でもコロラドのロングスピークやワイオミングのデビルスタワーはそのうち自分でも行きたいと思っているので興味深かったし、見覚えのあるシャモニーの町や山々の写真は自分たちの昨夏の記憶を蘇らせてくれた。
注)右の写真は同行した時のクリス・シャルマ
最後は質問コーナー。
正直、フツウの日本人から見たら自由過ぎるこの人の生き方に経済的な不安とその対応をどうしてきたか細かく聞きたかったが、この場でそういった質問をするのはあまりに無粋なので自主規制。
おそらく「あれこれ考える前にまず行動を」といった鈴木氏の言葉がその答えであり、そういった生き方を実践してきた氏を見て何とも羨ましく思った。
2/3 シュテファン・グロバッツ@モンベル御徒町店
本日はクライミング界のレジェンドの一人、あのシュテファン・グロバッツ氏のトークショー。
せっかくなので年休消化で午後から休みとし、久々のPump東京(秋葉原)でウォーミング・アップ。
最近、横パンでは赤5級も怪しいのに、なぜか東パンでは課題がフレンドリーに感じられ、赤5級×4つ、紺4級×6つをクリア。
も少し時間があれば白3級もイケたかもしれないが、本命はこの後のトークショーだから今日はこのへんで勘弁しておいてやろう。
せっかくなので年休消化で午後から休みとし、久々のPump東京(秋葉原)でウォーミング・アップ。
最近、横パンでは赤5級も怪しいのに、なぜか東パンでは課題がフレンドリーに感じられ、赤5級×4つ、紺4級×6つをクリア。
も少し時間があれば白3級もイケたかもしれないが、本命はこの後のトークショーだから今日はこのへんで勘弁しておいてやろう。
グロバッツ氏といえば、アルコのロック・マスターでの優勝、あるいは写真集「ROCKS AROUND THE WORLD」、日本でのNinja、グロバッツ・スラブなど生粋のフリー・クライマーとしての印象が強いが、今回のスライドはカナディアン・ロッキーやシベリアでのアルパイン、そしてオマーンでの洞窟クライミングなどアドベンチャー・クライミングが主に紹介された。
写真も専属のプロカメラマンが撮っているので、素晴らしいものばかり。ただ行為として登るだけでなく映像として記録に残しているあたり、クライミングの素晴らしさを伝えるアーティストとも言えるだろう。
映像といえば、あのメスナー原案、ヘルツォーク監督の映画「彼方へ」(Scream of Stone)で、ベテラン・アルピニストとパタゴニアで初登争いをする若手クライマーを演じたのも、このグロバッツだった。
写真も専属のプロカメラマンが撮っているので、素晴らしいものばかり。ただ行為として登るだけでなく映像として記録に残しているあたり、クライミングの素晴らしさを伝えるアーティストとも言えるだろう。
映像といえば、あのメスナー原案、ヘルツォーク監督の映画「彼方へ」(Scream of Stone)で、ベテラン・アルピニストとパタゴニアで初登争いをする若手クライマーを演じたのも、このグロバッツだった。
事前のイベント・チラシの写真は何とも精悍過ぎてちょっと怖そうなイメージだったが、実際の生身のご本人は円熟した年齢(50歳)に見合った優しい雰囲気で、写真もサインも疲れた様子を見せずに何度も応じてくれて好感度MAX!
ドイツの方なので「ダンケシェーン」と御礼を言ったら、向うは日本語で「アリガトウ!」と笑って返してくれました。・・・惚れてまうやろ!
ちなみにレッド・チリというブランドは、彼があのRed hot Chili Peppersのファンであり、自分も辛い食べ物が好きだからという理由でネーミングしたとのこと。御徒町駅前にはあの「蒙古タンメン中本」があるので、帰り際にはぜひ最辛の「北極」にトライしてほしいな。
ドイツの方なので「ダンケシェーン」と御礼を言ったら、向うは日本語で「アリガトウ!」と笑って返してくれました。・・・惚れてまうやろ!
ちなみにレッド・チリというブランドは、彼があのRed hot Chili Peppersのファンであり、自分も辛い食べ物が好きだからという理由でネーミングしたとのこと。御徒町駅前にはあの「蒙古タンメン中本」があるので、帰り際にはぜひ最辛の「北極」にトライしてほしいな。