16日目
エドモントン-カルガリー-成田
朝6時起床。
上のベッドのデブは、昨夜はかなりおとなしかった。
まだよく眠っているので、出発する際、あの太鼓腹を思いっきりツネってやろうかと思ったが、まぁ勘弁してやろう。
Hi Edmontonのダイニング・ルーム
昨夜のうちにガソリンを満タンにしていたので、そのまま空港へ。
車の返却時もアバウトそのもの。
「ラスト・マイレージは?」「ガスは?」「ノー・ダメージか?」
全てこちらの自己申告でノー・プロブレム。日本のように一々その場で車をチェックしたりしない。
前回の失敗があるので、空港では早めにCheck in。
国内線のWestJetはやはり預け荷物は1個まで無料とのことだが、往きの便で他の外国人が50Lぐらいのボストン・バッグも平気で機内持ち込みしていたので、自分もそうする。
こうすれば荷物に関してエキストラ・チャージは取られない。
カナダは完全な(クレジット)カード社会。カナダ$の現金一切無しでもVISAかMASTERのカードがあれば旅はできる。
それでも小銭が余ったら、最後に空港でお菓子が買える。
WestJetは機内サービスはともかく、相変わらず離着陸は90点以上。
やはりカナダ人は操縦慣れしているのだろうか。
カルガリー空港で乗り換え。時間に余裕もあり、今回はトラブルなく行けた。
順調に手続きが済み、定刻通り成田へ。
一先ず今回の旅はこれ以上カナダにいてもマンネリ気味になるほど充実したが、やはりまた日本に戻って現実に引き戻されると思うと寂しい。
もっとも、私の娘などは4か月もいると平凡なエドモントンの暮らしに辟易していて、早く刺激のある日本へ帰りたいとか。
帰国の便のAir Canadaは日本人がいっぱい。
日本へ帰るので当たり前だが、往きの便はそれほど見当たらなかったので不思議といえば不思議である。
隣の席の日本人の方と久々に日本語で話をする。(今回の旅で、日本人に見えても、もし中国人か韓国人だったらどうしようと迷ってしまう癖がすっかりついてしまった。)
東京から来てレンタ・カーでカルガリー→バンフ→ジャスパーと旅してきたようだ。
もう家に着くまで運転もしないので、帰りの便では缶ビールを2本いただく。
映画は「My left foot」、「Wendy & Lucy」、後はフレディ・マーキュリーのドキュメンタリーやジミ・ヘンを聴きながら過ごす。
追い風だったため、帰りは10時間かからずに成田着。暑い!
まだ甲子園はやっているんだな・・・。
とりあえずカナダから帰って、まず食べたかったのが寿司でも鰻でもなく、駅の立ち食い「盛りそば」だった。
カナダの旅16日間。
レンタ・カーでの走行距離:前半のトヨタ車930km、後半のマツダ車1,200kmの計2,130km。
撮った写真:1,600枚超。(一日平均100枚以上)
登った山:Mt.ニブロック2,976m、Mt.ホワイト2,983m、Mt.ビクトリア3,464m、Mt.アシニボイン3,618m(Mt.レフロイは3,300mほどで撤退)。
出会った人たち:
初日に助けてもらったヒッチ・ハイカーのクリス。
ACC・Clubhouseで情報を教えてくれた石田さん。
朝のレイク・ルイーズで会ったセネガルくん。
Mt.ニブロックで会ったライアン。
アボット・パスの小屋で飯をごちそうしてくれたカルガリー・パーティー。
一緒にビクトリアに登ったラビ親子とガイドたち。
ラジウム温泉でいろいろ面倒みてくれたオジサン。
アシニボインで世話になったコリン、ヤムナスカ・チーム、そしてジム&エリックのデンバー二人組。
ジャスパーの乗馬のスタッフ兄ちゃん。
アルバータ大のジムでセッションした学生たち・・・。
それら全ての人たちに感謝します。
現場監督さんが観光なさったところ、僕も観光したところが重なっていたりと、懐かしく思いながら、とても楽しく拝見させていただきました。(カナダでは観光中、僕も乾燥の為、喉をやられあげく風邪を引いてしまいました。)
僕は何もせずただ、せわしく観光地のみをただ周っただけなのですが、現場監督さんの記事を拝見させて頂き、やっぱりカナダはレンタカーでも借りて登山やアウトドアアクティビティなどしながら、ゆっくり周らないと駄目だったなって今更ながら痛感いたしたました。
ドキドキハラハラとても楽しい記事ありがとうございましたm(_ _)mm(_ _)m
確かにカナダは広過ぎて列車とバスだけではキツイですね。レンタカーはマストです。
来年はどうしようか迷っていますが、カナダはもう一回は行きたいです。次回はMt.ロブソンかユーコンか。
自分のための備忘録のつもりで長々と書いてしまいましたが、読んでいただきありがとうございます。
これからカナダへ行く人の参考に少しでもなれば。