初めから死んでしまって
いる、切り花。
その切ない香りを、わたし
は胸いっぱいに吸い込んだ。
もしも天国に香りがあるとし
たら、それはこんな香りかも
しれないと思いながら。
ひとりぼっちを我慢でき
ない夜
水平線を見つめて
立てる灯台の光りては
消えゆくもの思い
初めから死んでしまって
いる、切り花。
その切ない香りを、わたし
は胸いっぱいに吸い込んだ。
もしも天国に香りがあるとし
たら、それはこんな香りかも
しれないと思いながら。
ひとりぼっちを我慢でき
ない夜
水平線を見つめて
立てる灯台の光りては
消えゆくもの思い