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「カンバセーション ウィズ フレンズ」感想

2022-04-16 22:52:00 | 日記
もう一度、最初から読み始めたが、やはり理解できないフレーズが、2ページに一回はでてくる

なんでこんなん読もうと思ったのか?腹が立ってきて、去年日経に掲載された岸本佐知子氏の書評をわざわざ探し出して、読み直してみた。

もう、抜粋させて頂く。

"デビュー作にて英サンデータイムズ紙の21世紀の100冊に選ばれた。"
この100冊に選ばれたって言葉に騙された!いや、騙しちゃいないけど、読んどかな!とこっちが勝手に思った。
次に
"ダブリンの大学に通うスランシスは親友で恋人でもあるボビーと2人で詩のパフォーマンスをしている。二人は30代の有名なジャーナリストのメリッサと夫で俳優のニックと知り合う。やがて、フランシスはニックと関係をもつ。いっほうレズビアンであるボビーもメリッサに惹かれていく"

と解説が続く。けど、この解説がすでに意味不明なんですよ。だってボビーっていったら、男性でしょ?(あのタレントのボビーの顔しか浮かんでこないよ。)男だとおもってるから、レズビアンと言われて??ボビーは女なの?男なの?

もうそこから意味不明が始まってたわけだ。

けど、たしかに知的で内向的なスランシスや毒舌で超絶美女のボビー、そして2枚目俳優ニックの優柔不断な優しさ、自信満々のメリッサなど。キャラクターはすごく面白いし、2度目はストーリーもよくわかりました。

しかも社会的階層はちがっても主人公たちが皆、今でいう毒親に育てられてるから余計にお互いの関係性に自信が持てないでいるのが痛々しくストーリーをハラハラさせるし。

それでも、みな知的レベルが高いので、セリフが訳分からんけど、センスいいし、多分、高度な笑いに帰結してる。結果、面白いけど、もういい。