さて先日4月に入って直ぐの頃に、看護婦さんが、外出されますか?なんて質問をしてきた。これはラッキー!と、諦めていた皆既月食の日の外泊をしたい旨を告げたところ、主治医に確認の結果、OKが取れた。
いつもらな、遠征して撮影だが、入院中のなので自粛して社宅のベランダからの撮影で我慢することとした。
4日の午後から社宅に戻り、撮影準備をして待つと、かなり低い所から月が顔を出してきた。
【↑低い位置に顔を出してきた月食前の満月】
低空の月は、かなり大気の揺らぎの影響を受けて外周がギザギザで、色も少し赤っぽい。
東南東の空は地平線近くは晴れている物の、少し上がるとかなり曇っている。
案の定、部分食が始まる頃には、月は雲の中。しょうがないので撮影の様子を撮ってみた。
【↑部分食が始まって15分ほど経過。雲間に月明かりが!】
様子を撮っていると雲間から月明かりが見えてきたので、あわてて望遠鏡の方に走り撮影を試みるが、望遠鏡の位置合わせをしているうちに再び雲の中に隠れてしまい、撮影できなかった。orz
【↑再び雲の中に隠れる】
以降、上空は厚い雲に覆われてしまい、全く見えそうな気配もない。
根気強く待つ物の、皆既の時間になってもいっこうに姿を現さない。
どうしようもないので、Youtubeで秋田大のLIVE配信による皆既月食の映像と、目の前の曇り空を交互に眺めながら待機状態を続ける。
【↑画像は、21:00頃のlive画面】
そうこうしている内に皆既から暫くたった頃に、雲間から又少し月が見えたので、大急ぎで撮影してみる。今度は何とか撮影成功。
【↑やっと見えた月は、皆既を過ぎて9割位の欠け具合】
せっかくの皆既月食なのに、赤い月が見られないのはしゃくなので、少し露出を上げて、影の部分の赤いところを写してみた。
【↑露出を掛けて、影の部分の赤い色を写してみた】
この時は見えたり隠れたりしながらも、10分ぐらい月が覗いていた。
しかし、その後また厚い雲の中に隠れてしまう。
根気よく空を眺めているとまた少し見えてきた。
【↑6割ぐらいの欠け具合の時に雲間から少し見えた】
雲間と言っても、完全には晴れている訳ではないので、薄雲越しでぼやっとして月の模様も余りはっきりしない。このときは隠れたり出たりしながら10分ぐらいかすかに見えていたが、再び雲の中に消える。
最後に顔を見せたのは、月の欠け具合が4割ぐらいまで戻った頃
【↑4割ぐらいの欠け状態で薄雲越しに少し見えた】
相変わらず薄雲越しではあるが、2分ぐらいだけ見えていた。
しかしこれ以降は部分食終了まで見ていたが、顔を出すことはなかった。
22:45頃の部分食終了の時間を見て、機材を撤収。その後、寝る頃には雨も降り出す始末。
まあかろうじて、部分食でも見れたので、3時間半窓から顔を出して外を眺めていた甲斐があったか。
次回は体調万全で、遠征地から撮影したい物だが、次は当分先になりそうだな、、、、
2015.4.4(4/7)
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