しかも、既にレモン彗星が、暗い時間に、かなり高い位置で撮影出来る状態に成っている時期に、かろうじて低空に確認できる頃の彗星の写真を掲載するのも、なんだか間抜けな感じである。やはり、星雲星団と違って、彗星は、刻々と状況が変わっているので、なるべく撮影したら早く掲載しないと、ちょっと気の抜けたビール見たいだと、前回の記事を書いていて思った。
そんな訳で、彗星関連の写真は、他の星雲星団より一足先に、とっととアップする事にした。
GW終盤は連泊で富士山五合目に遠征したのだが、2日目の明け方にも、昨日上手く撮れなかったレモン彗星に再挑戦して見た。
【↑C/2012 F6 レモン彗星】
SM-R125S/D:130 f:720 UW20mm 36倍 35mm版換算で1008mm相当
SP赤道儀+AL90+SkySenser2 コリメート法 PowerShotS90+CHDK
ISO:800 F:2.0 f=6mm 合成F=2.0 S:32秒x20枚 Noise減算:ON
撮影場所:静岡県小山町須走口五合目 撮影日:2013/5/6 03:08-03:30
Registaxでコンポジット、Flataideでかぶり補正、GIMPでトリミング
トーンカーブ・回転・サイズ調整
この日も、まだまだ彗星の高度は低くて、写った画像は真っ白けだった。う~ん、これじゃ良く判らんと思って試しにISOを下げて見ると、なんとか写っているのが判る感じだ。
と言う事で、ISOを800に下げて、32秒で写して見たのが、上の写真である。今回は、鏡筒を13cmでUW20mmを使って36倍で撮影してみたのだが、もう少し倍率が高い方が良かったような感じだ。それでも、前日の画像に比べると、だいぶ尾がハッキリしてきたような感じの写りになったようだ。
とは言ってもまだまだ低空に居る時期の画像なので、最近撮られた画像に比べると、かなりショボイ感じと言わざるを得ない所だろうか。
とは言え北半球で見えだしたばかりの頃のコリメート画像だと思うと、それはそれで、そこそこ写っていると言えるのではなかろうか?
やっぱり撮影直後に上げておくべきだったな‥‥
2013.5.6(6/15)
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くっしー
kame
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