そんな事もあり、ワッチしていたヤフオクのモニタジャンクで22インチのモニタを発見。解像度は1680*1080。サイズ的には1インチサイズダウンするが、横も縦も広くなる。でもその分ドットピッチが小さくなるから老眼にはつらくなるのだが、、、
滅多に22インチは見かけ無いせいで、ちょっと値段が上がってしまい、ちょっと高めの9,000円で落札。頑張りすぎたかな、、、、で、そのモニタが今日届いた。
商品説明では、2年使って映らなくなった。1瞬映るがすぐ消える。うっすら画面が見えている。と書かれていたので、この症状ならPWMコントローラの保護回路が働いて、バックライトを消してる症状の様だ。NGポイントはCCFL側かインバータ側かまでは判断できないが、使用期間が2年なので陰極管切れの可能性は少ないだろう。
まずは症状を確認。説明通り、一瞬点灯するが、すぐライトは消える。かすかに画面は表示している。という事で、早速ばらしてみましょう。
中身は、大きな電源基板と、小さな制御(映像)基板、横にオーディオ系の基板が付いてる。あと操作部の基板と全部で4枚構成。しかし、制御部は部品も少なく小さいね。さすがに最近の製品だね。CDがだいぶ進んでる。
で先ずは、基板をみんな外して、しばらく眺める所からはじめる。デバイスの型名を書き出したりしながら見てると、電源基板の半田面で未半田な0Ωを発見。電源基板は片面フロー半田基板なので、半田がうまく流れなかったみたいだな。↓
スイッチングの信号をFETブロックICにつなぐライン上に有るので、これが原因という可能性は十分でかい。先ずは、こいつを半田付けして、取りあえず組み立てて電源を入れてみる。
↑あれ、もう映っちゃったよ。歯ごたえがないな、、、、そんな訳で、PWMコントローラ出力とスイッチングFETをつなぐライン上のチップジャンパの未半田が原因でした。きっと未半田だと、はじめは接触だけで導通していて、2年の間に酸化して、導通が無くなっちゃったんだろうね。まあ、落札価格高かったから、少し楽してもいいかな。
という訳で、私のメインマシンは、1680*1080の22インチになったので、ちょっと動画と文字は小さくなったけど、縦横広くなってトータルでは少し快適になったかな。
ちなみに、W2306Cは弟君の『くっし~』君にあげました。彼はTVもよく見るので、ちょうどいいとか、、、
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