EOS20D ISO:1600 17mm SS:30s F6.3 12/15 02:24
この日は長野県は天気がもう一つのGPV予報である。
しょうがないので晴れ間を求めて、長野との県境を少し過ぎた山梨県の北杜市に出かける事にした。
金曜の仕事が終わってから、久しぶりの天文機材の積み込みを行ってからの出発で、社宅を出たのは8時過ぎ。
長野自動車道から、中央高速へ入り、長坂ICを目指す。
岡谷ジャンクションを過ぎると、目の前にシリウスとオリオン座が、車のフロントガラス越しに見える。
走りながら、流星を2個ほど見かけた。
高速を走る車の中から見えるのは概ね1等星以上だから、かなり明るい流星だった。
走りながら、早く観測地に着きたいとちょっと焦る。
現地に着いたのは10時過ぎ。
既に流星はあちらこちらで飛んでるのを見かける。
先ずは流星撮影用のカメラをセット。
固定撮影3台+αなのだが、久しぶりで手間取り、初めの1台を動かし始めたのは11時半過ぎだった。
今回の流星群は、まずまずの数が流れた。
IXY30S ISO:1600 28mm相当 SS:25s F2.0 12/15 04:34
割と地平線近くに流れ落ちる流星が多かった気がする。
カメラには合計で60カット程写ってくれたが、明るい流星はあまり多くは写らなかった。
と言う事で明るめのカットを冒頭の写真を含めて3枚ほど掲載。
IXY30S ISO:1600 28mm相当 SS:25s F2.0 12/15 01:26
ちなみに最初のEOS20Dは、17-55mmF2.8のズームを使ったのにうっかりF値を絞ったままで撮影してしまったorz
流星撮影カメラをセットした後、しばらくサマーベッドで寝転がって流星観測。
そういえば、ウィルタネン彗星46Pも今地球にかなり近づいていて、4等台まで明るくなっているとの噂。
先日長野市内の社宅で双眼鏡を使って探したが明るい市内からは見つけられなかった。
双眼鏡を出してきて、だいたいの方角を探すとすぐに大きな、ボゥっとした彗星を見つけることが出来た。
写真撮影をどうしようか迷ったが、せっかくだから撮っておこうと、かなり遅くなって、彗星撮影を開始。
EOS kiss X2 ISO:1600 70mm SS:120sx9cut F2.8 12/15 2:21-38
IR Filter無し HUIBE-2 Filter 彗星基準コンポジット
先ずは28-70mmのカメラレンズで撮影。
既に南中を4時間半も過ぎて既に高度は25度ほどしかないが、それでもプレアデス星団とのきれいな競演が写せた。
EOS kiss X2 ISO:1600 D:70mm fl:400mm F5.7 SS:120sx9cut
IR Filter無 HUIBE-2 Filter 彗星基準コンポジット 3:23-40
続いて、7cmの望遠鏡を引っ張り出して、撮影。
この頃には、高度がもう14度しかなく沈む直前である。
そのせいで地平線近くの光害にまぎれて、きれいに撮れなかった。
もう少し早く撮影を始めればよかったか、、、
EOS kiss X2 ISO:1600 70mm SS:120s F2.8 12/15 2:38
ちなみにカメラレンズの最後の1枚は、見事に画角に流星が飛び込んでくれ、流星・ウィルタネン彗星・プレアデス星団で3者の競演となった。
わざわざ高速を2時間も走って来た甲斐が有った。
と言う事で、この日は薄明の時間過ぎまで、久しぶりの満天の星空と飛び交う流星群、ウィルタネン彗星と、夜空を満喫できた一夜だった。
最近は、天体関連のお出かけが減ってるが、晴れればこれも又楽しいな。
2018.12.14-15 (12/17 UP)
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