くっしーの徒然日記

Hungarian DX Contest 参加

先週末の土曜の夜から日曜にかけて、主題のハンガリアンDXコンテストが開催されたので、また試しに参加してみた。


ちなみに、ハンガリーってどこ?とまた調べてみる。前回調べたクロアチアの直ぐ上である。もう少し西の方かと思っていたが、意外に東寄りである。



土曜日の夜9時からスタートの24時間のコンテスト。いつものAMロールコールと開始時間が重なるので、今回はロールコールを休んで、スタートから参戦。

所が夜9時だと、まだヨーロッパは明るい時間だ。ハイバンドのコンディションはここの所もう一つなので、7MHzにてコンテスト局を探す。

この日は、いくつかコンテストが重なっていて、たくさんのCWが7MHzで聞こえる。WSEM test と打ってるものやMG test と打ってるもの。MG test はどうやら国内の宮城コンテストのようである。ロシア局が盛んに打ってるWSEM test って何だろう??

調べてみると、どうもロシアの国内コンテストのようである。

HA-DXコンテストの局を探すのに一苦労である。結局、最初の1時間でQSO出来たのは、ウクライナの1局のみ。

10時を超えると、ポーランド、スロベニアと方面的に、ハンガリーの近くが開けてきた物の、2局のみの何とかQSOするが、そのほかの局も聞こえても取ってくれないか、弱くてよく取れない局ばかりだ。


【↑1時間40分で3局しか、、、、】

そんな訳で、まだコンディションが開けてない様なので、明日早朝からのコンディションに期待してひとまず寝る事にした。

翌朝、4時半に起きて無線機に向かうとだいぶお目当ての局が入感しているようだ。もう少し早く起きた方が良かったかも、、、

今回のコンテストは、当然ハンガリー局がポイントが高いのだが、加えてマルチはハンガリー局のみ有効となる。

したがって、ハンガリーの局とQSOしないと始まらない感じだ。

起きて早々2局目にハンガリーの局とQSO。コンテストナンバーが3桁の数字だ?確か地域コード2文字だった気がするが、、、、

ハンガリー以外の局はシリアル番号だから、3桁数字もあるのだが???

はて?とルールをもう一度見ると、DXメンバーシップと言うのが有るらしく、そのナンバーもOKの様だ。

気を取り直して、7MHzの上から順に探していくと、立て続けにハンガリー局ばかりが聞こえてくる。

ハンガリーってこんなにたくさん居るのね!って感じである。

7MHzがだんだんコンディションが落ちてきて、うちのアンテナでは8時半ごろまでが7MHzでQSO出来た最後となったが、朝4:45~8:30までの間で、35局中24局がハンガリー局と!今までどこに隠れていたの?状態である。

ハンガリー局以外では、ブルガリア、フランス、クロアチア、チェコ、スロバキア、スロベニア、ルーマニア、ロシア、ウクライナとほとんどがEU局ばかりである。いつもよく聞こえるアジア側のロシア局は、今日はロシア国内コンテストが有るので、こちらには出ていないのだろう。

8時半を回ると、7MHzでの入感がほとんどなくなったので、14MHzに上がってみるが、まだ何も聞こえてこない。

クロアチアコンテストの時は14MHzは10時ぐらいに開けてきたが、今回は10時過ぎてもまだ静かなまま。

1局だけ、九州の局が、MGのつかない、CQ test を出していたので、たぶんHA-DX参加と判断して、お相手願った。

今回は同一国内でも1ポイントのQSOポイントが付くので、これも立派な1QSOとなった。

もっとJAの人が7MHz辺りでHA-DXのナンバーをサービスしてくれると助かるんだけどなぁ、、、

7MHzは聞いてみるが、ほとんどMG testか普通のQSOばかり聞こえて、HA-DX参加局を見つけることはできなかった。

お昼を過ぎて、13時半ごろに、アジアロシアの局と1局できた。



その後は14時過ぎになって、EUロシア、カザフスタン、ウクライナとだんだんEU方向が14MHzでも開けてきた。

15時を過ぎるとハンガリーの局も聞こえだしてきた。

7MHzでサービス頂いた各局に14MHzでもお相手願う感じだ。

2度目の局は、皆さんコンテストログソフトのパーシャルチェック機能を使われているのか、あるいは7MHzより14MHzの方が効率よく飛んでいるのか、どうかな?って感じの弱い信号でも、比較的聞き返されずに、コールを打ち返してくれる。

16時を回るころには、入感する局はだいたい交信した局ばかりになってきたのと、コンディションも少し落ちてきているようで入感局の信号強度もかなり落ちてきた。

ここまでかと思いつつ、17時台にニュージーランド局と1局QSOしたのみ。

7MHzもEUはまだ入感してこない。

しばらくダイヤルを回すのをやめていたが、あと一時間となった20時近くになって、少しダイヤルを回してみると、14MHzでまだハンガリーの局が聞こえている。

以外に粘るな、とよく聞くと、まだ未交信の局。

何とかコールして拾ってもらえた。

それからグルグルダイヤルを回していると、弱いながらも意外に未交信局がいる感じで、もう一度上から順に呼んでいく。

何とか、最後の1時間で6局ほど積み上げることが出来た。

しかも、今まで未交信だったベルギーの局も1局出来て、DXCCのニューエンティティが一つ増えた!



と言う事で、24時間のコンテストも、無事に68QSO程して終了となった。

前回のクロアチアの時よりコンディションも悪かったし、ロシア局の参加も少なかったので厳しい条件だったが、思った以上にハンガリーの局が沢山出てきたので、楽しいコンテストとなった。

今回は、ニューエンティティも一つ増えたしまずまずの結果だったかな。

2018.1.20-21 (1/23 Up)
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